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みっきーの誕生日☆76
『気持ちよかったね~』
『気持ちよかったな~』
『・・・・・・・・・・・・////』
く、悔しい・・・けど
気持ち・・・よかった・・・・・・
って、
───あれ?
俺・・・・・・
大事な何かを忘れてる・・・気が・・・
『みっきー、可愛い声だった♡』
『おっきな声だったな、みー♡』
『・・・・・・・・・・・・』
可愛い・・・声・・・?
・・・おっきな・・・声?
──────っ!
あ・・・
あああ・・・
あああああっっ!!
ちょっと待って!?
ちょっと待って!!
俺・・・・・・
俺・・・っ・・・
“イく・・っ!” とか
“ダメ・・!” とか言・・・っ・・・
いやあぁぁぁぁっ////!!
なにやってんの!
俺ぇぇぇ・・っっ////!!
ボンッと顔が赤くなって・・・
すぐに、青くなった。
『ああっ!』
そ、そうだ!
マズい・・・
ヤバい・・・!
もしかしたら、さっきの声・・・
父さんと母さんに・・・・・・
き、き、聞かれてしまったのでは・・・??
き、聞かれ・・・・・・////
『・・・っ・・・、あ"あ"あ"あ"・・・』
『ん?どうしたの?みっきー』
『お父さんみたいだぞ?みー』
『玲音のバカぁ・・!咲哉のアホぉ・・!
あ"あ"あ"あ"あ"・・・もう・・もう・・もーっ!』
どーしたらいいんだ、俺は・・・!
『もー?どーしたの?』
『今度は牛の真似か?』
『・・・・・・・・・』
・・・ムカ
もー!
どうしてコイツらは
いつもいつも こう・・・能天気なんだっ!!
『もーっ!ちっがーうっっ!!!
お前らのせいで・・・父さんと母さんに・・・
き!き、聞かれ・・・っ・・・にぃあああっ///!!
バレたら どうしてくれるんだっ!
このヤロウ!!』
怒りのまま 思いの丈を、
思いっきり ぶつけた・・・のだけれど、
2人はニコニコ笑顔のまま・・・
その気持ち悪いくらいの笑顔のままで
俺を抱き上げたかと思うと・・・
あろう事か・・・ベッドの方に歩き出した。
『・・・・・・・・・・・・え?』
・・・・・・・え?
・・・・・・・・ええぇ!?
な、なんで?
なんで、ベッド??
なんで?
なんで────っっ!??
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