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みっきーの誕生日☆77
『ちょ・・・おいっ・・・こら!離せぇぇ!!』
まだスんの?!
まだスんのっ?!
これ以上は
ホントにマジでヤバいってぇぇ!!
いやだあぁぁぁっっ!!!
めちゃくちゃに暴れる俺をモノともせず、
易々とベッドに運んだ2人は、
『ふふ~♡』
『ふはは♡』
──と、気持ち悪いくらいの笑顔を浮かべて
脱ぎかけのジーパンと下着に手をかけ・・・
ぐいっと腰を持ち上げた。
『───っ///!!』
ぎぃやあぁぁぁぁっ////!!
ダメだ・・・っ!
ヤ、ヤられる・・・!!
ヤられてしまうーっっ!!
万事休す・・・!!!
ギューッと目を閉じて
次に来るであろう刺激に
せめて声は(あんまり)出さなくてすむように
唇を噛み締める。
・・・けれど
『・・・・・・・・・ん?』
予想に反して下半身が・・・布に包まれる感触。
『・・・・・・・・・え?』
続けて、カチャカチャとベルトを締める音。
そして・・・・・・
『はい、完了~♪』
『履けました~♪』
『・・・・・・・・・ほぇ?』
・・・・・あれ?
・・・・・・あれれ?
シない・・・の?
『今日は ここまで♪』
『続きは また明日♪』
『・・・・・・・・・・・・・・』
え・・・・・・・
ええぇ??
め、珍しい・・・・
途中で やめるなんて!!
『みっきーの誕生日だしね~♪』
『みーの嫌がる事はしないぞ?』
『・・・玲音・・・咲哉・・・』
わ、わあ・・・・
───って!
違う違うっ!!
違うから!
なに「わあ、すごーい」なんて
感動しそうになってんだ、俺はっっ!
さっきまで散々
好き勝手 ヤられてただろーがっ!
こ、こ、声だって・・・
聞かれちゃったかも・・・//// だし!
聞かれ・・・・・・・・・/////
あああああっっ////!
もう・・・!もー!もー!
『あはは。大丈夫だよ?みっきー』
『そうそう。大丈夫だぞ?みぃー』
『・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?』
『聞かれてない、聞かれてない♪』
『そうそう。聞かれてない♪多分』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
おい
多分って なんだ・・・・
『まあ、聞かれててもいいじゃない?』
『そうそう。気にしない、気にしない』
『・・・・・・・・・・・・・・・・おい』
気にするっつーの!(・・・普通なら)
『まあ・・俺たちは聞かれようが~』
『見られようが・・平気だけどな?』
『・・・・・・・・・・・・・は、はあ////?!』
『むしろ、見せたいって いうか~』
『可愛い みーを見て欲しいよな~』
『『ね(な)ー?』』
『・・・・・・・・・・・・・・・|||||』
コ、コイツら・・・・・・・・・変っっ!!!
見せたい、とか
見て欲しい、とか
アホじゃないのっっ////!!
いや・・・・・・
そうだ・・・・
そうだった・・・
コイツら・・・普通じゃなかった・・・
コイツら・・・
正真正銘、真の変態だった・・・!!!
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