576 / 700

みっきーの誕生日☆77

『ちょ・・・おいっ・・・こら!離せぇぇ!!』 まだスんの?! まだスんのっ?! これ以上は ホントにマジでヤバいってぇぇ!! いやだあぁぁぁっっ!!! めちゃくちゃに暴れる俺をモノともせず、 易々とベッドに運んだ2人は、 『ふふ~♡』 『ふはは♡』 ──と、気持ち悪いくらいの笑顔を浮かべて 脱ぎかけのジーパンと下着に手をかけ・・・ ぐいっと腰を持ち上げた。 『───っ///!!』 ぎぃやあぁぁぁぁっ////!! ダメだ・・・っ! ヤ、ヤられる・・・!! ヤられてしまうーっっ!! 万事休す・・・!!! ギューッと目を閉じて 次に来るであろう刺激に せめて声は(あんまり)出さなくてすむように 唇を噛み締める。 ・・・けれど 『・・・・・・・・・ん?』 予想に反して下半身が・・・布に包まれる感触。 『・・・・・・・・・え?』 続けて、カチャカチャとベルトを締める音。 そして・・・・・・ 『はい、完了~♪』 『履けました~♪』 『・・・・・・・・・ほぇ?』 ・・・・・あれ? ・・・・・・あれれ? シない・・・の? 『今日は ここまで♪』 『続きは また明日♪』 『・・・・・・・・・・・・・・』 え・・・・・・・ ええぇ?? め、珍しい・・・・ 途中で やめるなんて!! 『みっきーの誕生日だしね~♪』 『みーの嫌がる事はしないぞ?』 『・・・玲音・・・咲哉・・・』 わ、わあ・・・・ ───って! 違う違うっ!! 違うから! なに「わあ、すごーい」なんて 感動しそうになってんだ、俺はっっ! さっきまで散々 好き勝手 ヤられてただろーがっ! こ、こ、声だって・・・ 聞かれちゃったかも・・・//// だし! 聞かれ・・・・・・・・・///// あああああっっ////! もう・・・!もー!もー! 『あはは。大丈夫だよ?みっきー』 『そうそう。大丈夫だぞ?みぃー』 『・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?』 『聞かれてない、聞かれてない♪』 『そうそう。聞かれてない♪多分』 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 おい 多分って なんだ・・・・ 『まあ、聞かれててもいいじゃない?』 『そうそう。気にしない、気にしない』 『・・・・・・・・・・・・・・・・おい』 気にするっつーの!(・・・普通なら) 『まあ・・俺たちは聞かれようが~』 『見られようが・・平気だけどな?』 『・・・・・・・・・・・・・は、はあ////?!』 『むしろ、見せたいって いうか~』 『可愛い みーを見て欲しいよな~』 『『ね(な)ー?』』 『・・・・・・・・・・・・・・・|||||』 コ、コイツら・・・・・・・・・変っっ!!! 見せたい、とか 見て欲しい、とか アホじゃないのっっ////!! いや・・・・・・ そうだ・・・・ そうだった・・・ コイツら・・・普通じゃなかった・・・ コイツら・・・ 正真正銘、真の変態だった・・・!!!

ともだちにシェアしよう!