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みっきーの誕生日☆78

『ふふ~♡みっきー』 『ふはは~♡みぃー』 すっかり話は終わった・・・って感じで 俺に抱きついてくる2人。 いや、なんも解決してないんだけど・・・ 『ふふ~♡みっきー 大好き~』 『ふはは♡愛してるぞ、みー 』 『・・・・・・・・・・・・////』 ・・・はあ いいなあ・・・ 幸せそうで 俺も・・・ コイツらみたいに能天気になれたら 楽になれるのかなぁ・・・ 『・・・・・・・・・・・・』 うーん・・・ 無理だな・・・、うん とかなんとか思いながらも ベッドで ただ抱きあって、まったりしていると 悩んでたコトも なんだか どうでもよくなってきたり・・・はしないけど、ちょっとだけ諦めモードになってきた。 はあ・・・ なんか・・・こうゆうの 1年前の俺からは考えられないな 「普通が1番」だった頃がウソみたい・・・ 玲音と咲哉に会って色々・・・ ホントに色々あったけど・・・ 2人と付き合えて よかった・・・ 『玲音、咲哉・・・ありがと』 『『え?』』 『あ・・・っ/// い、いや!その・・・ ケ、ケーキも料理も 美味しかったし 来てくれたのも嬉しかった・・・し//// あ、ありがとなっっ////』 『み、みっきー・・・』 『み、みぃー・・・っ』 照れくさくて、つい そっぽを向いて 乱暴な口調になってしまったけど 2人は嬉しそうに笑うと 改めて俺を ギューッと抱きしめてくれた。 こんな素直じゃない俺のコト、 ちゃんと 分かってくれるのも この2人くらい・・・だろうなぁ・・・/// 幸せな気持ちで俺も2人を抱きしめようと 手を伸ばした その時、玲音と咲哉が ものすごい勢いで起き上がった。 『あ、そうだ!』 『忘れてたっ!』 『・・・・・・へ?』 『『プレゼント!』』 『え?いや、プレゼントなら もう貰っ・・・』 『あれは前祝いなの~』 『本番は今日だろー!』 と、ベッドから飛び降り 部屋のすみに置いてある大きな紙袋から 赤いバラの花束と・・・なぜかベッドの下から ぺちゃんこの細長いビニール袋みたいなのを 引っ張り出した。

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