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みっきーの誕生日☆80
『まあ、この使い方は』
『追々、教えるからな』
『・・・・・・・・・?・・・使い方?』
って、これ・・・
抱いて寝る以外になんか使い道あんの?
『まあまあ。追々、ね♡』
『そうそう。追々、な♡』
『・・・・・・・・・・う、うん・・・?』
なんだ・・・?
やっぱり なんかある・・・?
うーん
聞きたいような
聞きたくないような・・・
うーん
・・・・・・・
・・・・・・・
うん。
やっぱり怖いからやめとこう
それにしても・・・
ホントにこれ、リアルだなぁ・・・
布は頑丈?で しっかりしてるけど
触ったら柔らかいし
まあ、抱き心地はよさそう・・・かな?
でも・・裸・・・
なぜ、裸・・・
うーん
さすがに裸はマズいかなぁ
たまーにだけど、
母さんが洗濯物 持って来てきたりするし・・・
──ま、今は とりあえず
・・・・・・布団かけとこ。
なんか寒そうに見えるから
後で服でも着せてみようかな
俺のじゃ寸足らずだろうけど・・・
あ。
でも、
着せ替え人形みたいで楽しそうかも
なんて、あれこれ想像しながら布団をかけ
ホッと一息ついた俺を満足そうに見ていた2人は
よっこらしょと立ち上がった。
『じゃあ、そろそろ・・』
『下の部屋に戻ろうか』
『あ、うん。・・・・・・・・・え、し・・・下?』
戻るの・・・?
と、父さんと母さんのいる・・・
あの部屋に・・・・・////
俺のあの声・・・聞かれたかもしれない
父さんと母さんのいる
あの部屋に・・・??
『え、えーと、あの・・・』
ど、どうしよう・・・///
俺、まだ・・そんな・・・!
心の準備が 出来てな──
『行くよ~、みっきー』
『ほれ、行くぞ?みー』
『えっ!?あ・・っ・・・えぇ!?』
モタモタしている内に2人は 俺を置いて
さっさと ドアに向かってしまう。
『なんなら ごまかしといてあげよっか?』
『みーの あのイイ声の理由を・・俺たちが』
『・・・・・・・・・・・・え?』
玲音と咲哉が・・・
ごまかす・・・?
ごまか・・・・
・・・・・す・・・ワケが、ないっっっ!!!
『じゃあ、待っててね~』
『じゃあ、待ってろよー』
『───ひぃっ!や、いやいやいや!!!
下りる・・っ!俺も下りる!一緒に下りる!』
コイツらに任せたら
何 言うか分かんないっっ!!!
変なコト言わないように
見張っとかないと・・・・・っ!!!
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