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みっきーの誕生日☆83

───結局・・・・ 調子にのって どんどんお酌をした玲音と咲哉のせいで 調子にのって どんどん飲んでしまった大人たち・・・・は、 4人全員 見事に潰れてしまった。 『あは。みんな寝ちゃった~』 『ははは。見事に潰れたなぁ』 『・・・・お前ら・・・・・・・・』 『まあまあ♪これで 起きてるのは~ 』 『俺たち3人だけ・・・って事だよな♪』 『・・・っ!・・・お、お前ら・・・・・?』 わ、わざと・・・? わざとなの・・・か??? ───ってコトは・・・ 『うふふ。みっきー♡』 『ふははは。みぃー♡』 ニタニタ笑いながら 2人が ジリジリと 近づいてくる。 『・・・っっ・・・・・ひぃっ!!』 こ!これは・・・!! 非常にマズいのでは・・・!? 『みっきー?』 『みぃーぃ?』 肩を抱かれ、和室から出された。 『な、ななな・・・なに??』 そして、グイグイ背中を押され キッチンのドアの前まで来たトコロで 2人が パッと手を離した。 『・・・・・・・・・?』 『俺たち、片付けしとくから 』 『みーは お風呂 入ってこいよ』 『・・・・・・・・・・・・。 ─────え?』 あ、あれ・・・? お風呂? 入って・・・こい? ───ってコトは・・・ 俺、ひとりで入る・・・って コト・・・だよな? ─────って・・・ ・・・・え? えぇぇ??? いつものコイツらだったら 嫌がる俺を強引に脱がせて お風呂に直行!だろうに・・・ な、なにがあった!? 『いやいや。さすがに親が寝てる間に』 『3人で一緒にお風呂はないだろー?』 『・・・・・・・・・・・・へ?』 『そんな非常識なコトを~』 『俺たちがする訳ないだろ』 『・・・は・・・・・・・はあ??』 ───それ・・・ いつもいつもいつも非常識なお前らが ・・・・・・・・・言う?? 思わず、心の中でツッコむと・・・ 『あ。でもぉ・・みっきーが どうしても って言うんなら~』 『一緒に入ってやっても 全然 構わないんだけどなー?』 俺の気持ちを見透かしたように また、ニヤニヤ笑いながら近づいてきた。 『・・・・・・・・・・・・はっ!?』 『どうする?みっきー♡』 『どうするんだ?みー♡』 玲音と咲哉の指が同時に頬を撫で、 顎をくすぐり、鎖骨を撫で・・・服の中に 潜り込もうとする。 『────っ!ひょえ・・っ////!!』 『どうする~?』 『どうするんだ?』 迫る変態 追いつめられる俺 答えは、もちろん・・・ 『───わ、分かりました////!! ひ、ひとりで入ってきますぅぅっ!!!』 怪いピンクに染まってきた雰囲気を振り払い 俺は 風呂場へ猛然とダッシュした。

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