589 / 700

みっきーの誕生日☆90

どこ? どこだ? 隠しカメラは・・・どこだ!? 思わず部屋の中をキョロキョロ探す。 ───と、 「あははは。やだなぁ、みっきーてば~。 隠しカメラなんて ないない~♪」 ケラケラ 玲音が笑いだした。 『え?ホント? ・・・・・・なんだぁ、よかっ・・・ ──────っ・・・?』 え? なんでカメラ探してたの 分か・・・っ・・ ──あっ!・・・ヤバッ・・・! 今、俺・・・また無意識に 口に出しちゃってたっ!? うわわ、マズーいっっ!! 「んふふ♪みっきーは可愛いね♡」 『─────へ?・・・な、なに?』 可愛い?? ・・・なんだ、急に・・・? 「だって~、隠しカメラなんて仕掛けなくても みっきーのしてる事も考えてることも ぜ~んぶ 透けて見えちゃうんだもん♡」 『──え?・・・な、なに?』 ・・・・・・透けてる? 俺、透けてんの??? 俺、全部 見えちゃってんの?? ・・・・・な、なにそれ? ど、どうゆうコト? 「んふふ~♪まあまあまあ。 細かい事は気にしない、気にしない♪ 要するに、みっきーは素直でいい子だって事~♪」 『・・・・・・・・・・・へ・・・/////?』 素直で・・・いい子・・・ な、なんだ?急に・・・//// 「あ、でね?抱き枕の中身だけど~」 『─────────────へ?』 え・・・、なに?? 急に!? 急に ソコに戻るの?? 「アレはねぇ~♪なんと~!」 え? い、言う?言うの?? え? ちょ、ちょっと待って!! 「俺と咲哉のチン◯を型どった、大人のおもち・・・」 『はわあぁ────────っっ////!!』 ちょ・・・ちょちょちょっ・・・ちょっと////! なんで、そんな ハッキリきっぱり 言っちゃうのっっ////!! 「あ。ちなみに、どっちもフル勃起バージョ・・・」 『ぬわあぁ────────っっ////!!』 バ、バ、バカバカバカッッ////!!! しれっと さらっと言うなってのっ////!! 恥ずかしさ ってモンはないのかっ////!! (───あ、ないんだった!) てか、 やっぱり アレは・・・・・ 予想どおり、 想像したまんま・・・の・・・アレ・・・//// 『・・・・・・・・・・/////』 ぎゃ─────っっ///// なんか分かっちゃったら 急に横にあるのが恥ずかしくなってきたーっ////! ベッドの上でジタジタ悶絶する俺に 玲音はさらなる、とどめの一撃を放つ。 「ふふっ♪ちゃんとね? 質感と硬さと柔らかさとリアルさに こだわった世界に1つしかない逸品だからね♡ 大事に使ってね♡みっきー♡」 『・・・・・っ////・・・っ////・・・・っっ・・・/////』 うが─────────っっ/////!!! “床に寝かせたら可哀想” なんて 言ってる場合じゃなーいっっ!! 横たわる抱き枕を足で蹴って床に落とし とりあえず視界から消した。

ともだちにシェアしよう!