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みっきーの誕生日☆97

そして、翌日。 朝早く、俺が まだ寝ている時にやって来た 玲音と咲哉。 2人が ゴソゴソしてる気配に 目を覚ました。 『・・・・ん・・・・ん~・・・?』 『あれ?みっきー、起こしちゃった?』 『みー、おはよう。起こしちゃったな』 『んー、・・・なに・・してんの・・・?』 眠い目を擦りながら聞くと 『うん。バナナケースの回収に♪』 『そう。バナナケースの回収だ♪』 抱き枕の胯間部分のマジックテープを 開けながら答える2人。 『・・・・・・ふーん・・・?』 そーか・・・ 約束どおり持って帰って帰るんだ・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ん? ・・・あれ? アレ・・・ 胯間に入ってた、「アレ」って・・・ バナナケース・・・なんだよ・・な? バナナケースなら 別に持って帰らなくても・・・ いいんじゃ・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・んー、・・・ダメだ・・・・・ ・・・・・・眠い・・・ もうちょっと・・・ もうちょっとだけ・・・寝・・・・・・ 『じゃーん!出ましたぁっ!』 『じゃじゃーん!出たなっ!』 『・・・・・・・・・』 もー、うるさい・・・ 朝っぱらから元気だなぁ・・・ まだ眠い俺は布団をかぶって 2人に背中を向ける。 でも・・・、 『ねー、みっきー。見て見て~♡』 『なあ、みー。目ぇ開けてみー♡』 やたらとハイテンションな2人に揺り起こされ 仕方なく顔だけを2人の方に向けた。 『・・・・・・なに・・・俺まだ 眠・・・』 『じゃーんっ!見て見て~?』 『じゃじゃーんっ!見ろ~!』 『・・・・・・・・・・・・?』 目の前に突き出された「なにか」。 あまりに近すぎて ソレがなんなのか よく分からない。 『・・・・・?・・・・・・・なに・・・?』 『よく見てみて~?』 『触ってもいいぞ?』 『・・・・・・・・・・・・?』 だから、近すぎるんだって・・・ えーと・・・ 色は・・・肌色っぽい・・・ピンクで・・・ 触った感じは・・・ふにふにしてて バナナケースにしては柔らかい・・・ような・・・ ・・・・・・なんだ?これ・・・ これじゃ・・バナナ潰れちゃう・・・ もっとよく見ようと体を後ろに退くと 『・・・・・・?』 目に飛び込んできたのは、 どう見てもバナナケースではなく・・・ 『・・・・・・?・・・チン◯?』 そう。 それは・・・どっからどう見ても とってもリアルな・・・チ、チ◯コ・・・ チン◯ッッ!? 『──────ぎぃやあぁぁっっ!!』 どっからどう見てもチン◯なソレに ビックリした俺は布団を跳ね飛ばし飛び起きた。 『な、な、な・・・っ////!!!』 『ふふ♪すごいでしょ?このリアルバナナ♡』 『ふは♪リアルだろ?このフル勃起バナナ♡』 『な、な、な、な・・・っ・・・////!!!』 リアルバナナ・・!? フル勃起バナナ!? なんじゃそりゃっ!! 『な、な、ななな・・・なっ・・・////』 ビックリしすぎて なんで昨日のメールで コレがバナナケース・・・なんて ウソをついたのか聞きたいのに 言葉にならない。 『ん~?だって、あのままだと みっきー、寝られなかったでしょ?』 『・・・・・・・・・・・・へ?』 『寝られないと体にも肌にも悪いだろ? だから、だよ♪』 『・・・・・・・・・・・・・・』 『俺たちからの誕生日プレゼント♡』 『最後のサプライズってとこだな♡』 『・・・・・・・・・・・・・・・』 え・・・・・・ えーと・・・・・・? つまり・・・ あれは・・・俺のためについたウソ・・・ プレゼントだった・・・・ってコト? ってコトは これは・・・・・・ 喜んでも・・・いいの・・・か・・・な? え、えーと 一応、お礼も言っとく・・・? 『えと・・・あ、ありがとう・・・?』 『『───────////っっ!! み、みっきー(みー)かわいいーっっ♡♡』』 途端に2人が抱きついてきて ベッドに押し倒された。

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