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2人の秘密⑧

『なんで隠すんだよ !?もったいない。』 俺が離れると すぐに眼鏡をかけ直した咲哉に聞いてみる。 『んー?気づかれるのがイヤだから。』 『なんで?』 『根掘り葉掘り 聞かれるの面倒くさいし。』 『あ・・・・・・』 『特に、女はうるさいし。』 『ああ・・・・・・』 『ハーフってだけで寄ってくるし。』 『な、なるほど・・・・・・・・・・』 『あと、玲音がヤキモチ妬くし。』 『そ、そう・・・・・・・・・・・・・・え?』 ヤキモチ? 玲音が? 不思議に思って、玲音を見ると・・・ 『それ、昔の話。』 と、少し ムッとした顔で 咲哉に指を突きつけて、ビシッと言う。 『そうだな。でもなー、あの頃は可愛かったよな、お前。』 咲哉は、何かを思い出したみたいに面白そうに笑う。 『もう!それも、昔の話!』 『ははは。』 『・・・・・・・・』 なんだ? なんか今、胸の辺りがモヤっとした。 2人が仲いいのは分かってるけど、 なんか・・・・なんだろ よく分かんないけど、モヤってする。 そんな俺には気づかず、2人の話は続いている。 『大体、俺が眼鏡 かけ始めたのも お前に言われたからだしな?』 『う・・・・!それは、そうだけど・・・』 『え?・・・・・玲音が言ったの?』 『そう。俺が 女と話すのイヤ!って、な?』 『そ、そうだけどー!昔の話だよ?』 『ヤキモチだろ?』 『そうだけど、昔の話っっ !!』 『・・・・・・・・・』 なんだ? なんだろ・・・・ なんで、モヤってするんだ? なんだ、これ・・・・・・。 なんかの病気・・・・? 『みっきー、どうかした?』 『みー、どうした?』 俺の様子に(やっと)気づいた2人が 心配そうな声で聞いてくる。 『ん・・・なんか2人を見てたら モヤモヤってして・・・・なんだろ?これ・・・・。』 『『・・・・・・・・・っっ!!』』 正直に話したら、なぜか2人が固まる。 顔を赤くして。 『・・・・・・・・?』 な、なに? やっぱり、なんかの病気なのか・・・? 『みっきー・・・・』 『みー・・・・・』 『??・・・な、なに??』 なに なに なに !? 『それって、ヤキモチ!!』 『ヤキモチだ!』 『ヤ、ヤキモチ?』 今度は、俺が固まる。 『『かわい ─────── っっ !!』』 呆然と固まる俺に、2人が 嬉しそうに抱きついてきた。

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