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2人の想い。

* * * * * * * 数時間後。 『うぅ・・・・信じられない・・・・・・』 『あはー。スッキリした♪』 『気分爽快、だな♪』 『・・・・うぅぅ・・・・・・・・』 俺は最悪だよ・・・・・・。 腰が痛い・・・・ お尻が熱い・・・ 体がダルい・・・ ・・・・・そう。 お察しのとおり・・・・・シました(涙)。 シちゃったんです・・・・。 『みっきー、大丈夫?』 『大丈夫か?みー。』 『大丈夫なワケ・・・っ! いっ・・・たぁぁぁぁ・・・・・・っ!』 こ、腰が・・・・・・ !! 激痛で、へなへなとベッドにうつ伏せのまま へたりこむ。 『あは。急に起き上がっちゃダメだよー。』 『ははは。おとなしく寝てろよー。』 『っっ!誰のせいだよ・・・・・!』 スッキリした顔しやがって! くそぉ。 『みっきーは、まず腰を鍛えなきゃね。』 『いっぱい食べて体力もつけないとな。』 『・・・・・・・・・・っ・・・・』 な!なんだとお・・・・ !? 言い返そうとして・・・・やっぱりやめた。 ・・・もう、いい。 なに言ってもダメだ。虚しくなるだけだ。 痛みに耐え、寝返りをうって2人に背を向ける。 疲れた・・・・。果てしなく疲れた・・・。 寝よう。寝てしまおう。 『ね、みっきー。』 『みー。』 声をかけてくるけど、もう知らん。 答えてやんないんだから。 俺は寝るんだ。 ギュッと目を瞑る。 でも、聞こえてきたのは・・・・能天気な声でも、からかう声でもなく、切なさを含んだ すごく優しい声だった。 『俺たちとつきあうって事は・・・みっきーの望んでる「普通」とは違ってしまうけど・・・そんなの気にならないくらい俺たちが幸せにするからね。』 『・・・・・・・っ・・・』 『俺たちと一緒にいることが、みーの普通になるように、俺たちと一緒にいる事が みーの幸せだって思えるように・・・俺たち 頑張るからな。』 『・・・・・・・っ・・・///』 『『だから、3人で恋しよう?』』

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