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キラめく王子様。
一緒にいるだけでも目立つってのに!
この2人に抱きつかれている、この状況・・・!
ヤバいだろ !?
第一、ここ 廊下だからっ!
誰かに見られたら どうすんだよぉ。
どう説明するんだー!
『はな・・・離せ・・・離せって・・・・!』
『ヤだ~。』
『イヤだ。』
なんとか逃れようと、体を捻ったり、押してみたりするけど、がっちり抱きしめられていて、どうにもならない。
『ちょ・・っ!み、見られる・・・っ、離せ!』
『みっきー、かわいい♪』
『みー、大好きだぞ~♪』
『・・・・・・・・おーいっ・・・///』
人の話を聞けっっ !!
『もう!離せってば!!』
強めに、キッパリと叫ぶと、渋々ながらも漸く2人が俺から離れた。
『・・・もう・・まったく・・・・!』
『あは。ごめん、つい 嬉しくて・・・。』
『ああ。みーから来てくれるなんてな。』
2人が今度は俺の腰を抱き、手を握る。
キラッキラの笑顔で。
『『ありがとう。』』
『う・・・・・///』
ああ。もう!
王子さまかっ !!
そんな・・・
そんな嬉しそうに笑うなよ・・・。
もう・・・・・
なんか恥ずかしいじゃんか・・・。
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