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カップケーキ☆5
『ふふ、みっきー、可愛い♪』
『可愛いな、みー♪』
なおも2人は、突起と先っぽを 引っ掻いたり、くるくる なぞったり、摘まんだり、押し潰したりを執拗に弄ってくる。
気持ちよくて、もう抵抗なんて出来なくて、このまま流されてもいいか・・・・なんて思い始めた時、急に2人の動きが止まった。
『・・・・っ・・、・・・・ふ・・っ・・・・』
『はい。準備OK~♪』
『バッチリ、だな♪』
なんて言うから、何かされるのか・・・と、そのまま待ってみたけど、動く気配はなくって、中途半端なところで止められた体が ジンジンと熱を持っていく。
『れ・・お・・・・さく・・・や・・・?』
堪らなくなって名前を呼ぶと、意地悪そうに笑う2人の顔が目の前にあった。
『触ってほしい?みっきー。』
『触ってほしいか?みー。』
『・・・う・・っ・・・・////。』
い、意地悪な・・・・・!
うう・・・・・////
さ、触ってほしい・・・・
この熱をどうにかしてほしい・・・
恥ずかしさを堪えて コクンと頷く。
『ふふ。素直で可愛いね♪』
『ああ、よく出来ました♪』
満足そうに、にっこりと笑う2人に安心してホッと息を吐く。
・・・・・・が。
これで終わりじゃない。
そんな簡単なもんじゃなかった。
そんな簡単なヤツらじゃなかった。
俺は重要な事を忘れていた。
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