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みっきーショタ化!♡1

♡ ♡ ♡ ♡ ♡ 『ね、みっきー♡』 『なあ、みぃー♡』 『・・・・・・・・・ん?』 ───とある日の昼下がり。 いつものように お泊まり。 (今日は玲音んち) なぜか朝から妙にテンション高く、 盛りのついた変態モードの2人に ×××(ピー)×××(ピー)なコトを散々されまくり ヘロヘロになった俺は・・・・・・ いつものようにベッドの上から動けなくなって お昼ごはんまで爆睡して・・・・ お昼ごはんを食べてからも爆睡して・・・・・ やっと 目が覚めた時には もう おやつの時間─── って、 どんだけ寝てたんだ、俺・・・ せっかくの休みをムダにしてしまった 残念感が半端ない。 「ふああああ~」と 大きなあくびをしながら起き上がると いつものように 絶妙なタイミングで2人が寝室に入ってきた。 『あ、みっきー♡起きた?』 『よく寝てたなぁ、みー♡』 『・・・・・・・・・うん』 俺がよく寝てるのは ほぼ、お前らのせいだけどな。 『みっきー♡これ どうぞ♪』 『喉 渇いただろ?♪みー♡』 『・・・・・・・・・へ?あ、うん。ありがと。 なに?これ・・・・・・桃ジュース?』 差し出された小さなコップの中の 薄いピンクの飲み物を軽く振ってみる。 『ああ~、うん。』 『そんなモンだ。』 『ふーん』 喉が渇いていた俺は 深く考えるコトもなく コップの中身をぐぐーっと 一気に飲み干して ────気づいた。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?』 なんだ?これ・・・ 桃のジュースにしては 味が・・・・・ない・・・・・・・? 『・・・・・・・・・・・・???』 底に残ったジュース?か なんか 分からない液体を匂ってみるけど 桃の香りも まったくしない・・・・・・ ───なんだこれ?? 『・・・・・・・なあ・・・・これって・・』 “ ホントに桃のジュース? ” 聞こうとした俺は・・・・・・ 『ふっふっふ♪飲んだー♡』 『はっはっは♪飲んだな♡』 ───と、 心底 楽しそうに笑う2人を見て・・・・ たった今、飲まされたモノ(ピンクの液体)が とんでもなく “ 危ないモノ ” だったのでは・・・? というコトを・・・・ 悟りたくもないのに (今までの経験から)悟ってしまった。

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