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みっきーショタ化!♡6
『ふふ♪やっと思い出した?みっきー♡』
『おお♪やっと思い出したのか、みー♡』
チュッと頬っぺにキスの感触。
その後、ギューッと両側から抱きしめられる。
うん。
いつもの光景。
いつもの行為。
いつもの変態 。
全部いつもどおり。
そう。俺が・・・・・
ちっちゃくなってるコト以外は。
『ふふ♪ みっきー、かわいい♡』
『さすが、俺たちの みーだな♡』
『・・・・・・・・・・・・・・・』
うーん。
俺が ちっちゃくなっても、
焦っても 驚いてもない(むしろ喜んでる)
コイツらの この態度。
俺が こんなんになったのは
コイツらのせいだ。
間違いない。
間違いない・・・・・・けど
なにをどーして どーやったら、こうなんの?
なんで?
どうして?
普通じゃない
普通じゃないって思ってきたけど
普通じゃなくても これ・・・・あり得なくない?
てコトは・・・・?
───あ。
もしかして、
すっげー リアルな夢・・・・とか!?
『・・・・・・・・・・・・』
うーん。
どうやら夢じゃないみたい・・・・
『・・・・う・・ぅ・・っ・・・・』
頬っぺた 痛い・・・・
『どうしたの?みっきー。頬っぺたツネったりして』
『なんだ?どうした?みー。なにか考え事か?ん?』
『・・・・・・・・・・・』
あー、もー、うるさいな・・・!
お前らに聞いたって
マトモに答えてくれなさそうだから
自分で考えようとしてんのに。
よし。落ち着こう。
よく考えろ!
なんかあったハズ・・・・!
いつもと違う何かが・・・・!
いつもと違うコト・・・
いつもと違う・・・・コト・・・・
うーん・・・・・・・
・・・・・・・・うーん
・・・・・・・・。
──────あ!
あああっ!
『・・・・・分かった!!
さっきの・・・・ジュースだっっ!!』
思い出したっっ!!
さっき、味のしないピンクのジュース飲んだ!!
アレだっっ!!
アレに違いないっっ!!!
───って、
俺、スゴいっっ!!
スゴくないっ!?
めっちゃ冴えてない!?
うははー♡
体は子供でも頭はちゃんと高校生っ!
俺、スゴいっっ!!!
うははー♡
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