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カップケーキ☆18
『みっきー、お風呂 入ろ?』
『・・・・・行かない。』
ゴロンと寝返りをうって、背中を向ける。
くそぉ。
寝返り打つのもツラい。
最近は、だいぶ慣れてきたし、
こんな風になる事も
なくなってきてたのにぃ・・・・!
咲哉め・・・・・!
『みー・・・』
うっさい!
しつこい!
『・・・動けないから無理っ。』
そう言って、枕に顔を押し付ける。
ふんだ。
ふーんだ。
暫しの沈黙の後・・・・
『はぁ・・そっか、分かった。もう いい。』
咲哉の・・・・ため息と共に吐き出された、なんだか突き放した言い方に ハッとする。
『・・・・・・・え?』
慌てて顔を見ると・・・・・
・・・・無表情だし。
え?え?
もしかして・・・怒った・・・・・?
『もう、いいよ、みー。』
もしかしなくても、怒ってるっ!!
マズい・・・・!マズいっ!
とりあえず、謝ろう。
『さ、咲哉・・・・っ、・・・・・・ふえっっ !?』
いきなり体がふわっと 浮き上がる。
・・・気がつけば咲哉に担がれていた。
『え?・・・・・え?な、なにっ !?』
『・・・・・・・・・・・・』
咲哉は、そのまま無言で、浴室の方へ歩きだす。
担がれているせいで 咲哉の顔が見えなくて・・・不安になる。
『あの・・・咲哉・・・・、・・・咲哉・・??』
『・・・・・・・・・・。』
『なあ・・・・・・咲哉っっ!』
『・・・・・・・・・。』
『さく・・・・・っ・・・・』
『・・・・・・・・・。』
『・・・・・・・・っ・・・・』
『・・・・・・・・・。』
わーん!
喋ってくんない・・・っ!
どうしよう・・・。
どうしようっっ !!!!
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