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みっきーショタ化!♡10
『なになに!?みっきーってば♡』
『1人じゃ寂しいのか!?みー♡』
『・・・・・・・・っ/////』
からかうように言われて
いつもなら
「違うっ!」
「もういい!1人で寝るっ!」
───なんて
強がり言っちゃうトコロ
なんだけど・・・
なんでだろう
悔しいけど
ホントに1人が寂しくて
怖い・・・・
なんなの?これ・・・・
『・・・・・・・・・れ、玲音ぉ・・・咲哉ぁ・・・』
でも、やっぱり素直じゃない俺は
「寂しい」とは言えなくて
言葉の代わりに2人に
ちっちゃくて短い手を必死で伸ばした。
「傍にいて」って気持ちを込めて。
『・・・・・もっ////!ももももももーっっっ/////!』
『・・・ぐはっ////!うはあああああーっっ/////!』
『『かーわーいーいーっっ!!』』
2人は暫し、悶絶した後
勢いよく ベッドにダイブしてきた。
『ぐえっ・・・・!!』
『みっきー♡大好きーっ♡』
『みーっ♡大好きだぞっ♡ 』
──と、左右から ギューッと抱きついて
顔中にキスの雨を降らす。
『・・・・・・・・・・・・/////』
いつもより重いし、でっかいし・・・・・・
あ。俺がちっちゃいからか。
───って、
これ・・・・・いつまで続くのかな・・・・?
まさか、ずっと このままってコトは・・・・
いや、ないな。
このままだと エッチ出来ないし。
アイツらの精力、半端ないから
ガマンなんて出来るワケないし。
ん~。
まあ、そのうち戻るよな・・・
『んふー♡みっきー好き好き~♡』
『ふははー♡みー大好きだぞー♡』
『うひっ!く、くすぐった・・・あはは・・・・・・』
な、なんか・・・・!
すっごい大 きな犬に なつかれた気分・・・
(いつもよりデカい・・・・あ。俺がちっちゃいからか)
けど 安心するなぁ。
うん。安心する。
『・・・・・ふあぁ・・』
安心したら
一気に・・・眠気が・・・・
『ふふ。眠いね♡』
『だな。眠いな♡』
『・・・・う・・・ん・・・・・』
ふわふわ、意識が遠のいていく感覚。
やっぱり ちょっと怖くなって2人の服の袖を
キュッと摘まむと
『傍にいるから大丈夫♡』
『安心して寝ていいぞ♡』
優しいキスが瞼に降りてきた。
『『おやすみ♡』』
優しいキスと優しい温もり。
いつもの3人。
俺は やっと穏やかな眠りへと落ちていった。
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