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お洗濯☆5
* * * * * * * * * *
『うー・・・・・・』
『みっきー、大丈夫?』
『大丈夫か?みー。』
『うー・・・・・』
目覚めは 最悪だった。
腰は痛いし、股関節は痛いし、喉は痛いし、
体はダルいし、お腹はぺこぺこだし。
またしても気持ちよさに流されて シてしまった・・・・・・。
しかも、自分から・・・玲音の・・・を・・・
!!!!
うにゃ ──────────────── っっ///// !!
『うーっ!・・・・ ////』
恥ずかしい・・・///
俺、超 恥ずかしいっっ/// !!
自分の犯した痴態に、枕に顔を押し付け悶えていると・・・
『あはは。みっきー可愛いんだけど♪』
『ははは。まったくだ。可愛いよな♪』
能天気に話す2人の声がする。
『みっきー、ご飯食べようよ。』
『みーの好きな物 作ったぞ?』
『・・・・・・・・///』
お腹は・・・空いてる。
だけど、恥ずかしくて顔が上げられない。
そのまま返事もせずに、枕とお友だちになること数分。
『みっきー、いい加減 起きないと また襲っちゃうよー?』
『だぞ?俺たち、まだまだ全然 足りてないんだからな?』
『・・・・・・・っっ !?』
悪戯っぽく、でも、本気も混じる その言葉に・・・俺は、慌てて 飛び起きる。
『お、起きたっ!起きましたっ!うっ!』
いきなり動いたから、腰に鈍痛が走る。
・・・でも、そんな事はどうでもいい!
この状態でヤられたら 俺・・・・明日、学校に行けないっっ !!
うぐぐ・・・と唸りながら 痛みを堪える俺に2人はケラケラ笑い出す。
『冗談だよ?みっきー。』
『冗談だ、みー。』
『・・・・・・・っ////』
尚も笑い続ける2人を ムーッと睨み付ける。
『あはは!可愛い~!』
『はは!可愛いな!』
『・・・・・・・・(怒)』
く、くそぉ。
もう何をしても言っても コイツらには通用しないし、絶対に敵わない。
そう悟った俺は 文句を言うのを諦め、大きく息を吐いて、天を仰ぐ。
その時、
ぐう ─────────────
と、お腹が鳴った。
お腹 空いた・・・・。
晩ごはん・・・・・・・何だろう?
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