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放置プレイ☆3
『じゃあ、始めまーす♪』
『ほい、バンザ~イ♪』
2人は ルンルンと楽しそうに、俺の手をぐいっと引っ張って、頭の上にあるベッドの柵に 反対側の輪っかを それぞれ カシャンッ、カシャンッと はめてしまった。
『はい、完了~♪』
『準備OK~♪』
『・・・・・・・え? 』
な、なんで・・・ !?
なんで、そんなトコに・・・・はめ・・・
『・・・・・・・・・・・・っ!!』
って!
まさにバンザイ状態で 固定された両手。
これじゃ手が動かせない・・・っ !!
って、事は・・・・・?
つまり・・・逃げらんないし、
抵抗も出来ないって事・・・ !?
はわわわわわっ !!
ヤバい!
それは、非常に とってもヤバい!
『ちょ、ちょちょちょっと・・・っっ !!』
やっと事態を把握して、焦り出す俺を見て、2人は(顔だけは)爽やかにニッコリ笑う。
『心配しなくても大丈夫だよ?みっきー。
これ、シリコン製だから~♪』
『そんなに痛くないからな♪・・多分。』
俺をあやすように ニコニコ優しく、俺の頭を撫でる玲音と咲哉。
『・・・は、はぁっ??』
シリコン製?
多分、痛くない?
なに、言ってんの・・・?
なに、言ってんの??
なに、言ってんの !?
俺が心配してんのは、そこじゃな ── いっっ !!
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