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みっきー盛り☆3
そんなこんなで
何分くらい寝ていたのか・・・
『みっきー・・・・?』
『みー・・・・・?』
遠くで、玲音と咲哉の声が聞こえてきて 少しずつ意識が浮上していく。
『・・・・・・・・・・だよ・・・?』
『・・・・・・・・・・だぞ・・・?』
なんか・・・何かを言ってるのは分かるんだけど・・・・なんだろう。
『いいよね?』
『いいよな?』
と、声がして・・・突如、お腹に とてつもない ものすごい衝撃がはしった。
『・・・・・わーっっ!な !?なにっ !?つ、冷た・・・・!冷たぁーっっ !?』
そう。
それは、眠気もぶっ飛ぶ、冷たさ。
慌てて 見ると・・・なぜか アイスクリームが
お腹の上に乗っていた。
『はぁ・・・っ !?な、なに???なに これ・・・・・・・っ !!』
あまりの冷たさに、しっかり すっぱり目が覚めた俺は、飛び起きようとして・・・気づく。
体が動かない事に。
『え?・・・・な、なに??なにこれ・・・ !!
何してんのっ !?』
そこは、いつもの寝室。
いつものベッドの上。
だが、しかーし。
仰向けに寝かされた俺の両手は またしても手錠で繋がれ、柵に固定されていて・・・・玲音が 俺の両膝の上に乗っている、そんな光景だった。
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