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トイレエッチ☆6

ああ、満腹 満腹 ♪ 久しぶりのハンバーガーに、 玲音がおかわりで買ってくれたバニラシェイクも すっげー美味かったし ♪ 大満足な俺。 『さて。どうする?みっきー。』 『他に見たいのあるか?みー。』 お店を出たところで2人に聞かれる。 『え・・・?え、えっと・・・』 もう特に見たいモノはない・・・けど・・・ ないって言ったら帰るのかな・・・? でも・・・なんか、まだ・・・帰りたくない。 まだ この雰囲気を味わっていたい、つーか。 『えっと、えっと・・・・』 な、何か言わなきゃ・・・! 『えーと・・・・』 ど、どうしよう。 なんにも・・・ なんにも浮かばーんっ! 『ふふ。じゃあ、映画でも観る?』 『だな。ここ、映画館あったし。』 『え?あ・・・・、み!観る・・・ !!』 ここでは ちゃんと(?) 空気を読んでくれた玲音が 助け船を出してくれた。 『よし。じゃあ行こうか ♪ 』 『行こう。』 『うんっ !!』 嬉しくて、無意識に2人の腕に腕を絡ませ、何メートルか歩いて、ハタッと 気づいた。 ヤバ・・・・・! ここ、外だった・・・/////っっ !! 何やってんの、俺 ///! 慌てて腕を外すが、今度は 玲音と咲哉に手をギュウッと握られた。 『え・・・・・・・///』 『いいじゃん。手、くらい ♪ 』 『大丈夫だ。普通 普通 ♪ 』 『ふ、ふつーじゃないから////!!』 どういう感覚なんだ、コイツら。 でも、2人に言われるとちょっとだけ、そうなのかな?って思ってしまう自分が・・・怖い。 俺の中の「普通」って かなり変わっちゃったなぁ。 ま、それはそれで いいんだけど。

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