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トイレエッチ☆25

『さて。みっきー 行くよ?』 『う、うん・・・・』 玲音に右手を取られ、 『みー 行くぞ?』 『お、おう・・・・』 咲哉に左手を取られ、よいしょっと 便座から立ち上がる・・・・ ───── が、 『うゃ・・・!はわわわ・・・っ !!』 『おっと・・・』 『大丈夫か?みー。』 あ、足が・・・・・! 面白いくらい、足が がくがく震える。 必死に踏ん張るものの、全然 立っていられなくて・・・また、便座に 着地。 服を着た時は 2人が ほとんど やってくれてお任せだったから 気がつかなかったけれど。 足へのダメージは思った以上らしい。 ど、どうしよう・・・・。 立つのも無理な こんな状態じゃ 歩ける気が・・・全然 しないんだけど。 『あはは。みっきーてば~! 生まれたての小鹿みたい~ ♪ 可愛い ♪ 』 『ははは。足、ぷるっぷるの小鹿だな ♪ 可愛いなぁ、みー は ♪ 』 よろよろの俺を見ていた2人がケラケラ笑いだして 顔がカァーっと赤くなる。 『う、うっさい /// !!』 誰が 小鹿だ。 んでもって、俺がこんなになったのは 誰のせいだと思ってんだ。 むーっと睨むと、例によって ちっとも悪いなんて思ってない( だろう )2人は、愛でるように頭を撫でてきた。 そして、しばらく撫でまわして満足したのか 『ごめん ごめん。帰ろっか ♪ 』 なんて、言ってくる。 『え・・・・?』 帰るって・・・・・どうやって? 俺、立てないんだから歩くのは もっと無理だぞ? と、不思議に思って 玲音を見ていると 『よし。帰ろうか、みー ♪ 』 反対側に居た咲哉が、しゃがみこんで 一瞬で 俺を抱え上げた。 所謂、お姫さま抱っこ で、だ。

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