273 / 700

トイレエッチ☆26

『咲哉。荷物は俺が持つね ♪ 』 『おう。任せた、玲音 ♪ 』 てきぱきと帰る準備をする2人。 『・・・・・・・・・・・。』 えーと。 えーと? えーと? これって・・・・ これって、これって! お姫さま抱っこぉぉぉぉ !! いやいやいや! ない! これは ない ////! 『じゃあ、行こっか ♪ 』 『おお。行くか ♪ 』 『え・・・・ !!』 出るの? このまま? 抱っこしたまま? ちょっと待て・・・! これは・・・恥ずかしい ////! 恥ずかしいだろ! 誰かに見られたら・・・・! 密かに パニクる俺を気にもせずに、玲音がドアを開け、咲哉が 外の様子を確認する事もなく、颯爽と出ていく。 『・・えぇ !?ちょっ・・ちょっと・・・////!』 『ん?どうしたの?』 『どうした?みー。』 『どうしたって・・・・ !!』 確認しろ!まわりを! 3人で個室から出てきたら、 どう見たって、 誰が見たって怪しいだろーがっっ! 慌てて、キョロキョロと トイレの中を見渡す・・・・が、幸い 人の姿はなかった。 はああーっと、大きく安堵の息を吐くと・・・ 『あはは。心配性だね、みっきー ♪ 』 『はは。大丈夫だよ、みー ♪ 』 へらり、と2人が笑う。 ・・・・・・・・。 その変な自信は どこから 来るんだ。 今度は呆れて、 はああーっと、大きく ため息を吐いた。

ともだちにシェアしよう!