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みっきー(やっと)おウチに帰る♡
───2時間後
『ふー♡満足♡♡』
『はー♡満足っ♡』
『・・・・・う”ぅぅぅ・・・||||||』
結局 (お察しのコトとは思うけど)
ロクに抵抗も出来ないまま
2人の餌食になってしまった俺・・・・・
『ぅう・・・・こ、腰・・・・が・・・・・|||||』
せっかく回復してた腰・・・だけじゃなく、
全身の痛みが ぶり返し
ベッドの上でひたすら悶えている俺・・・・・・
“ イヤだ ” って言ったのに
“ イヤだ ” って言ったのに・・・・!
このバーカ!
バーカ!バーカ!バーカ!!
って
文句のひとつも言ってやりたいトコロ、
ではある──けど
『うふふ♡あー、幸せ♡』
『ふはは♡幸せだなぁ♡』
『・・・・・・・・・っ、・・・・・・・・・』
くうぅぅ!
ちくしょー!
なんか・・・・
なんかさ、
ホントに幸せそうな2人を見てるとさ
なんか・・・・
まあ、いいか
って
思っちゃうんだよな・・・・
甘いな、俺・・・・・
(だから ナメられちゃうのかなぁ)
まあ、大半は
「言ってもムダ」ってのを
今までの経験で じゅ~ぶん知ってるから
でもあるんだけど
まあ・・・・・・・・・
『さあ!みっきー♡またマッサージしてあげる♡』
『よし!全身、隅から隅まで念入りにな♡みー♡』
『・・・・・・・・・え?
・・・・・・・・・あ、・・・う、・・うん・・・・』
仕方ないか。(←甘い)
☆
☆
『じゃあ、また明日ね・・・・みっきー』
『はあぁ・・また明日・・だな、みー・・』
『あ、うん。また・・・・明日・・・・・わっ!』
降りようとした俺に
左右から ギューッと抱きついてくる2人。
『うー!寂しい~!』
『離れたくないー!』
『・・・・・っ////、れ、玲音・・・・咲哉・・・
で、でも・・明日、学校だし・・もう遅いし・・・』
『だよね・・・』
『だよな・・・』
『・・・・・・・・・』
いつにもなく
しょんぼりしてる玲音と咲哉 に
俺まで なんだか寂しくなってくる。
『みっきぃぃー、キスしていーい?』
『みぃー、おやすみのキス・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・うっ////』
うるうる
俺を見上げる大型犬・・・あ、いや玲音と咲哉。
『・・・・・・・・・』
キ、キス・・・・・?
キスか・・・・・
いつもなら
キスを許したら
止まらなくなって
そのままエッチに突入・・・ってパターン
だけど
もう家の前だし
車の中だし
・・・・・大丈夫、だよな?
『・・・い・・いいよ・・・・///?』
『『えっ!?いいのっ!?』』
俺の返事を聞いて
途端に顔が パアアァァァーッッと明るくなる2人。
ふふ♪
単純だなぁ(笑)
ホントに困ったヤツら・・・・
ふんふんっ!
はあはあ・・・っ♡
・・・だ・・?
ん・・・・?
んん???
こ、この声 ・・・・・・・・
まさか・・・・
まさか・・・・・な??
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