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文化祭☆37
う、うわぁ・・・・。
朝も見たけど
・・・やっぱ すごい。
別世界だな、こりゃ。
『いらっしゃ~い ♪ 』
女装のドレス男子が テンション高く
野太い声で 迎えてくれる。
おお。すごい迫力・・・・。
可愛いハズの
メイド服の女の子が霞んでるし。
『みっきー、こっち!』
『みー、ここ ここ!』
混んでいる中を手を引かれ歩いて、1つだけ空いていた奥の席に座らされた。
『さ。今度は俺たちが もてなす番 ♪ 』
『そうそう。待ってろよ~? みー ♪ 』
『・・・・・あ。うん。』
2人が、奥に消えていく。
そっか・・・・。
俺も 来たかったの(色々ありすぎて)
忘れてた。
玲音と咲哉の作るデザートとコーヒーは
いつも食べさせてもらってるけど・・・
こうゆうところで食べるのは いつもと違って すごく楽しみ。
明るい雰囲気と、女装男子の異様な声が響く教室の中を のんびり楽しんでいると
『お待たせ~、みっきー ♪ 』
『待たせたな、みー ♪ 』
2人がトレイを手に戻ってきた。
『どうぞ、みー。』
咲哉が お皿を目の前に置く。
『わ。パンケーキだ!』
ふっくら厚さのある まん丸のパンケーキに
色とりどりの果物できれいに飾られた 見た目の美しさに感激していると
『コーヒーで~す!』
今度は、玲音がコーヒーを目の前に置いた。
『ありがと・・・・えっ !?』
そのコーヒーを見て・・・俺は驚いた。
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