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文化祭☆38

『え !?これって玲音がやったの?』 『うん ♪ 』 『へぇー !!』 改めて コーヒーを ジーッと見つめる。 コーヒーの上に浮かんだ 白い大きなハート。 所謂、ラテアートってヤツ。 そして、そのキレイな形のハートの中に 書かれているのは・・・・ ¨ みっきー LOVE ¨ の文字。 『・・・・・・・・/////』 つーか・・・・ いや、別に いいんだけどさ・・ みっきー LOVEって・・・・//// は、恥ずかし・・・・/// けど、嬉しい・・・・・ 『す、すごいな/////! 玲音。』 嬉しいけど・・・・やっぱり ちょっと 恥ずかしくて、照れ隠しに玲音を小突く。 『この日のために練習したからね ♪ 』 と、玲音が満足そうに くすくす 笑い・・・ 『だな。頑張ってたもんなー、玲音。』 咲哉も 玲音の頑張りを知ってるからだろう、ポンポンッと 玲音の肩を叩いて労う。 『へー。そっかぁ・・・』 文化祭のためか・・・・。 さすが文化祭実行委員。 文化祭を盛り上げるために・・・ あの忙しさの中で・・・ラテアートの練習をしてたなんて。ホントにすごい。 『うーん?まぁ、練習したのは、 文化祭のっていうより、 みっきーのためなんだけどね?』 『・・・・・・・・・・へ?お、俺?』 思いがけない言葉に 見上げると 玲音は 俺の手を握り そっと持ち上げた。 『そう。みっきーを驚かせたくて ♪ 』 『・・・・・・っ・・・///// 』 『俺の1番は みっきーだからね?』 王子さまスマイルで チュッと手の甲にキスを落とす。 『・・・・・・・・・/////』 そ、そうなんだ・・・・ 俺の・・・・ため・・・・//// うわ・・・・//// うわうわうわ・・・・//// うわぁ・・・・・・///// て、照れる・・・・・///

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