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後夜祭☆9
『よし。試してみるか。』
『───── っっ !?!!!!』
いや いや いや!
無理!
無理 無理 無理っ!
『あははー。みっきー初体験だねぇ ♪ 』
『気持ちいいぞぉ、みー ♪ ・・・多分。』
・・・んな訳あるかーっ!
能天気に会話する2人に 心の中でツっこむ。
って、ツっこまれるの、俺だけど。
いや、今はそんな事
言ってる場合じゃないんだって!
俺のバカッ!
どーする?どーする?
このままじゃ・・・・ツっこまれる!
とりあえず、全力で もがく。
ダメかもしんないけど、すんなり
ツっこませて たまるか!
すると・・・・
『あれ?イヤなの?みっきー。』
『ん?イヤならやめるぞ?みー。』
『・・・・・・・・・・え?』
・・・なんですと?
今、なんつった?
『ねぇ、みっきー。イヤ?』
『イヤか?みー。答えろ。』
聞き間違いじゃなかった・・・。
イヤなのか・・・だとお !?
『・・・・・イヤに決まってんだろがっ!』
怖いし!
痛そうだし!
だいたい、どう考えたって
挿るワケないし!
『なるほど~。そっかそっか。』
『よし、分かった。やめる。』
『・・・・・・・・・へ!?』
あっさり。
いとも あっさり、玲音の腕が解かれ、
咲哉が 離れていく。
え。
マ、マジで?
ホントに?
あんなに ノリノリだったのに?
『あはは。みっきーがホントに
イヤがる事はしないって~。』
『いつも 言ってるだろ?』
『・・・・・・・・・・・・・。』
マ、マジで?
ホントに?
信じていいの !?
自由になった上半身を 起こして、咲哉を振り返ると・・・咲哉は 一旦 ベッドから下りて、俺の前に移動してきた。
は ──────── 。
た、助かった・・・・・。
ホントにツっこまれるかと思った・・・!
『なあ、みー。
チョコバナナもみーのために諦めたし・・・尻に挿れるのもやめたんだから・・・・』
『・・・・・・え?』
咲哉が ギンギンに勃ったアレを俺の顔の前に突きだして
『口に 突っ込んでいいか?』
ニヤリと笑った。
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