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動物園デート☆22

玲音が入ってきて、内側から鍵をかける。 『ふふ~♪ 終わったね ♪ 』 『おう。たった 今な~ ♪ 』 咲哉が 後退って また便座に座って、挿ったままだったモノを にゅぽんっと抜いた。 『・・っ・・・ぅンっ・・・・////』 『『・・・・・・・・・・・・・・・』』 思わず漏れた声。 2人の動きがピタリと止まる。 なんだか妙な視線を感じて顔を上げると・・・マジマジと見下ろす2人の姿・・・が。 『・・・・・・っ・・・ !?』 な、なに・・・? なに?なに?この空気・・・・・ なんか・・・怪しいんですけど !? ヒヤヒヤしながら見上げれば 2人は 意味ありげに フフンと笑い・・・・・おもむろに着ていたTシャツを脱ぎ捨てた。 華麗に飛んだTシャツが見事にドアに引っ掛かる。 おお!すげぇ・・・! や、・・・じゃなくて! 『・・わっ!ちょ・・・っ・・・・ !!』 そして、当然のように 俺もTシャツを 脱がされてしまう。 『・・・・っっ !!』 ど、どうしよう・・・・ もしかして また・・・? 『みっきー・・・・・』 『みー・・・・・・・・・』 迫りくる2人。 なんだこれ・・・ まさか・・・変態スイッチ、オン? 『な、なななななに・・・?』 冷や汗ダラダラ。 ・・・・嫌な汗が伝っていく。 2回戦なんて始まっちゃったら 俺・・・ トんじゃうか、歩けなくなっちゃう・・・ せっかくの動物園が・・・・ 動物園デートが・・・・・ なんて、心の中で焦っていると・・・・ 『はい。これ、みっきーの ♪ 』 玲音が新しいTシャツを差し出してきた。

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