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動物園デート☆23

『・・・・・・・・・・へ?』 ・・・・・あれ? 『はい、LLは咲哉の~ ♪ 』 『お、サンキュー ♪ 』 ・・・・・・・・あれ? ぽかーんとする俺の前で、玲音も咲哉も さっさと 新しいTシャツに着替えてしまった。 ・・・・・・・あ、あれぇ? ふ、服、着ちゃった・・・・ 『どうしたの?みっきー。 早く着替えて続き、見よ?』 『おお。そうだぞ?みー。 続きだ、続き。』 ペアルックになった2人が俺を急かす。 因みに 今度のは、水色のゾウのTシャツ。 水色っていっても蛍光色で派手なヤツ。 これも3人で着てたら目立ちそうだ・・・。 『みっきー?』 『みーぃ?』 はっ。 『あ・・・・・・う、うん。 続き・・・・うん。続き、ね。うん。』 『早く着てね?』 『続き 行くぞ?』 『う、うん・・・・』 な、なんだ・・・結局シないのか・・・/// いつもと違うし、調子狂うな・・・・/// でも・・・まぁ、よかった・・・。 でもな・・・・・でも、ちょっと・・・ ちょっとだけ 残念なような・・・ あ。いやいや、なに考えてんだ 俺は/// !! 気持ちを切り替えるついでに、服も着てしまおう!と、Tシャツを持ち直す。 ―――が、そのTシャツを 玲音が ひょいっと 取り上げてしまった。 『 ・・・・・・・・え?』 『それとも・・続き、シたい?』 『エッチの方の 続き、スるか?』 ・・・・・・くすくすと笑う2人。 どうやら俺の心の中なんて お見通しらしい。 もしかしたら わざとだったのかもしれない。 そう思うと めっちゃ悔しい ////! 俺のバカッ !! 『シ、シないっっ///// !!』 腹立ち紛れに Tシャツを乱暴に奪い返すと また変なスイッチが入る前に とっとと着てしまう事にする。 『ふふ ♪ 可愛い~、みっきー!』 『はは ♪ 可愛いな、みー は ♪ 』 ここは、いつものように抱きついてくる2人。 『う、うっさい/// !!行くぞっ//// !!』 2人を押し退け、ドアを開けて 外に出る。 すぐに2人も追い付いてきて、後ろから そっと囁く。 『こっちの続きは後でゆっくり・・・ね?』 『家に帰ったらじっくり可愛がってやるな?』 『・・・・・・・・っ・・・・・/////』 乳首とお尻を撫でられ、かくんっ・・・と腰が砕け、よろける。 『大丈夫?みっきー。』 『支えてやろうか?みー。』 また、くすくす笑う2人は 両隣から 腕を組み、出口に向かって歩き出す。 『いい!いいってばっ////!アホッッ !!』 ずるずる引きずられながら 外に出る。 いつの間にか「清掃中」の立て看板はどこかに直されていた。 って事は、誰でも入ってこられたワケで・・・・・ ・・・・うわー//// 誰も入ってこなくてよかった・・・・////

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