379 / 700
もう1つのイベント☆9
なーんて、な。
ないないないない。
俺に そんな能力があるハズが ない!
そして、何かをした記憶も ない!
(だって知らなかったし!)
って事は・・・・どうゆう事だ?
あれだけハッキリと“ してもらった ”って
言い切るって事は・・・何かしたんだろう、
けどさ。
一体・・・・・なにを?
知らない間に・・・なにを?
・・・・分からない。
分からないことは・・・聞いてみよう。
『・・・えっと・・・・・俺、何したの・・・?』
『ん~?ん~。んふふ~ ♪ 』
『ふは。ははは。はは~ ♪ 』
俺の問いに、玲音と咲哉は 肩を揺らし 不気味に笑い始める。
『・・・・・・・・?・・・・??』
何を思い出してるんだろうか。
そして、何をしたんだ・・・俺は!
『思い出させてあげよっか?』
『そうだな。よし、行こう ♪ 』
一頻り笑った後、徐(おもむろ)に咲哉に抱えあげられた。
『・・・・・・・・・・え?え?行く?どこに?』
『どこにって・・・』
『夢の世界だ ♪ 』
『は?・・・・・・・はああぁ !?』
向かうは・・・寝室。
真っ直ぐ、寝室。
躊躇いもなく、寝室。
夢の世界って、寝室???
『え・・・っ !?//// ちょ・・ちょっと・・・!』
寝室って事は、そっち?
そっち系・・・っ////???
『ちょ・・ちょちょちょ!////なに?なに?』
ベッドに放り投げられ、転げる俺。
焦りながら起き上がると、2人がクローゼットの中から取り出した物をポンッと投げてきた。
『・・・・・・・・・・・・・え?』
投げられた物を見れば、それは・・・・
ナースとトナカイのコスプレ衣装。
『・・・・・・・・・・・・・え?』
『思い出した?』
『思い出したか?』
『・・・・・・・・・・・・・え?』
これ・・・・・。
『思い出した?みっきー ♪ 』
『思い出したか?みーぃ ♪ 』
『・・・・・・・・・・・・・え?』
ちょっと待って・・・!
これって・・・・・
これって・・・・・・・/////
『・・・・・・・・・・・えぇ !?』
これ・・・・・これ・・・・・
これぇ・・・・・・・・・っっ !!
ともだちにシェアしよう!