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もう1つのイベント☆13
『『あ!そうだ!』』
突然、何を思ったのか 玲音と咲哉がベッドに仰向けになって、2人して キラキラ期待いっぱいの眼差しで 俺を見上げてくる。
『・・・・・・・・・・・・・?』
『みっきー、お熱 計って?』
『おお!みー、俺も 俺も!』
『・・・・は?お熱?』
『うん!おでこ コツンッてして~ ♪ 』
『そうそう。それで 計ってくれ~ ♪ 』
『・・・・・・・・・・///』
えーと。
本物のナースは そんな計り方しません!
そう ツッこみたい。
だけど・・・ツッこむのは心の中でだけにして・・・まずは玲音から 顔を近づけていく。
抵抗しようが、文句を言おうが、結局やらされるんだから もう俺はムダな事はしないんだ。
疲れるだけだし。
コツン。
照れるのを極力 顔に出さないようにしながら おでこを当て、頑張って 少し待ってから顔を上げた。
玲音を見ると・・・もう、これでもかってくらい キラキラ、にこにこの笑顔。
どうやら満足したらしい。
『みー!次、俺っ!次、俺っ !!』
ホッとしたのも束の間、今度は咲哉が手を伸ばしてきて、咲哉のお腹の上に移らされた。
『お願いしまーす ♪ 』
『・・・ //// お、おう・・』
こうなったら一気に済ます!
心に決め、顔を近づける。
コツン。
しばらく待ってから 離れる。
『熱、あったか?』
『・・・・・っ・・//// !!』
デレッと顔を綻ばせた咲哉に見つめられ、急に なんだか急に恥ずかしさが込み上げてきた。
もうダメ・・・!もう限界・・・・・!
恥ずかしい・・・!
恥ずかしいぃぃ・・・////っっ !!
お腹から下りようとした俺の腰を 咲哉が笑顔のまま ガッシリ掴んで固定する。
『・・・・っ !?・・・は、離せ・・・////っ !!』
『イ・ヤ・だ。これからだぞ?みー。』
『こ・・・これから・・・////?』
『そうだ。これからが本当のお楽しみだ ♪ 』
そう言うと、咲哉の親指が ツツーッと足の付け根を なぞる。
『みっきーも楽しもうね ♪ 』
すかさず、後ろから抱きついてきた玲音が、迷いなく乳首を摘まむ。
『・・・んっ・・・/// あっっ・・・/// !!』
『『よろしくね?看護師さん ♪ 』』
満面の笑み。
変態ぽい笑み。
そして、なんか企んでる笑み。
今日も いつもの事ながら・・・
俺は何をされるんでしょうか・・・!
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