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もう1つのイベント☆25

* * * * * * * * * 『ああ・・・疲れた・・・』 ゴロンと ベッドに寝転ぶ。 お風呂にも入ったし、もう あとは 寝るだけ。 なんだけど。 『う~・・・まだ苦しい・・・』 お腹いっぱいで苦しい。 というのも、俺が お茶をぶちまけてしまった角煮・・・を 必死で平らげたから。 まあ、自業自得なんだけど。 ・・・・でも、そのお陰で 「好きな人」に ついては あれ以上 聞かれなかったから、そこは ラッキーだった・・・って事にしとこう。 『はぁ・・・・・・・・・・・・・』 満腹に苦しみつつ、寝返りをうって 真上に顔を向けると、見えるのは見慣れた(木目の)天井。 さっき 見上げた 咲哉の部屋とは大違い。 『・・・・・・・・・・・・』 咲哉・・・・。 玲音・・・・。 目を閉じると 玲音と咲哉の顔が 自然と浮かぶ。 なんか・・・・ なんだろう・・・ 2人に会いたくなるな・・ さっきまで会ってた・・・のにな・・ って、 乙女か、俺は・・・! 恥ずかしくなって ベッドの上をゴロゴロ 転がって悶えていると、突然 スマホが鳴り出した。 『はわあ・・っ・・・!』 誰だ、いきなり・・・!と、スマホを見ると 相手は・・・玲音。 『・・・・・・・・・/////』 たった今、2人の事を考えてたっつーのに なんというタイミング・・・! 相変わらず 恐ろしいヤツ。 『は、はい・・・っ!』 「あ、みっきー?」 『う、うん・・・///』 【好きな人】って言葉が・・・頭で ぐるぐるして なんか変に恥ずかしくなってしまう。 「今日は 会いに来てくれて ありがと。」 『う!うぅん !? お、俺こそ、 急に・・・行って・・ごめ・・・っ・・・///』 ゴロゴロしてたせいで 息切れが半端なくて とぎれとぎれになってしまう。 「みっきー?・・・どうかした?」 『ほぇ !? な、何が・・・・っ !?』 「・・・なんか・・・エロい。」 『・・・・・え、え、ひょ・・っ・・・/// !?』 し、舌 噛んだ・・・! え? てか、エロ・・・エロい・・・・ !? 「んん~?なにか・・・してた? ・・・・・・・ひとりで。」 『・・・・・・・・・・・は?///』 ひ、ひとりで・・・って・・・・ ちょ、ちょい待って・・・・・? なんか疑われてる !? 『・・・・ !? し、してませんっ!////』 慌てて 答えると 「その慌てよう・・・怪しい。」 ますます怪しまれたみたい。 「ホントは何してたの?」 『・・は////?や!な・・・/// !? ホ、ホホホントに何もしてないって!』 焦って噛みまくる。 これじゃ ますます怪しまれるぅぅ・・・! 「・・・・ふぅん?・・・・・そっか。」 『へ?・・・あ。そ、そう・・・///!』 「・・・・・・・・・・・・・」 『・・・・・・・・・・・・・』 あ・・、あれ? 納得・・・してくれた・・・・? 納得・・・・・・・ 納得・・・・・・した? シーン。 っていうか・・・・なんで黙ってんの? なんで喋んないの? 不気味な沈黙が続く。 そして・・・・ 5分くらい経っただろうか・・・ 玲音が漸く 口を開いた。 「・・・・・・ねぇ、みっきー? 手伝ってあげるから・・・ 続き、する?」

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