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もう1つのイベント☆27

あー!もう! また最初から やり直しって・・・! 叫びだしたいのをガマンして小声で文句を言う。 『し!・・・・し、してないし、 しないって言っただろ・・・?』 『えぇ~?そうなの~?そうなんだぁ~ それなら早く言ってくれればよかったのに~』 また 少し間があって、のほほーんと玲音が答える。 漸く 分かったって感じを出してるけど、めっちゃ わざとらしい。 『俺、さっき そう言ったじゃん!』 怒りをぶつけてみても 「あれれぇ~?そうだっけ~? 」 するり と交わされる。 『おい・・・・・・・・(怒)』 「あははは。ごめん、ごめん~ ♪ 」 あははは って。 ごめんも軽いし。 いつもの事だけど ちっとも反省してないな、コイツ。 まあ・・・ でも、分かってくれたんなら いっか。 やれやれ。 ・・・なんて、安心したのも ほんの一瞬で。 「よーし。じゃあ、シようか?」 あっさり、話が元に戻った。 『・・・・は?はあ !?な、なんでだよっ !!』 「だって~、電話に出た時のみっきーの声が すごーく 色っぽかったからさ~、俺、ずっと ビンビンなんだよね~。」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?』 ビンビン・・・・? なにが・・・・・・? 「俺のチン○に決まってるでしょ~ ♪ 」 『・・・・・・・は?・・・・・・・・は─────っ !?』 な、なにって・・・ナニかっ/// !! 「そう。カッチカチのビンビンなんだ~ ♪ 」 『・・・・・・ビ・・、ビン・・・・・?/////』 「ビンビ~ン ♪ 」 『・・・・・・・・・///// 』 「だから、責任とって?」 『・・・・・・・・責・・・任・・・?』 「ひとりじゃ恥ずかしいなら 一緒にシよ?」 『・・・・・・・・・へ?』 一緒にって、 ・・・・ 一緒に !? ひょ、ひょわぇえ─────っ//// !! な、なに言ってんの /// !? しれっと なに言ってんの/// !? コイツ、アホなの? 『な・・・・!バ・・・!しな・・しないっっ////!』 「え~。俺、ビンビンなのに~?」 『し、知るか・・・っ//// !!』 「え~。あ、見る?俺のビンビンチ○コ。 そうだ、テレビ電話にしようか?」 『・・・は !?い、いや!いい!いいです!』 見たくない・・・!見たくないから! 「えー。じゃあ、このままでいいから シよっか?さあ、みっきー パンツ脱いで?」 『────────っっ/////// !!!!』 なんで勝手に話を進めてんだよ! 断る! このまま コイツのペースに巻き込まれてたまるか!! 断る!絶対、断ってやる! 断固拒否だ! 『ア、アホか・・・っ///! そんな恥ずかしいこと・・///! 俺、絶っっ対にしないからなっ/// !!』 と、“ 恥ずかしい ”を 強調しつつ、キッパリ、スッパリ 言い切ってやった。 これで諦めなかったら 電話を切ってやろう。 今日は俺の勝ちだ! 静かになった玲音の返事を耳をすませて待っていると 「ははは!大丈夫だ、みー! 俺も ずっと ビンビンのカッチカチだぞー !! みんな一緒だ!恥ずかしくない!安心しろー!」 今度は違う声が耳をつんざいた。 『え・・・・・・・・・?』 「みんなでなら恥ずかしくないだろ? さあ、みんなでパンツを脱ごう!」 『え・・・?え?・・・さ、咲哉・・・・・・?』 そう、声の主は もう1人の変態・・咲哉だった。 ・・・てか、お前もいたんかーいっ!

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