456 / 700
バレンタイン☆33
───チュンチュン
ああ・・・・・鳥が鳴いてる・・・・
あ・・・・朝陽が・・・眩しい・・ぜ・・・
昨日は 夕方までエッチして・・・
晩ごはん食べて・・・・またシて・・・///
結局、何回 イかされたのか・・
記憶は曖昧だけど
記録が更新されたのは確実・・・
『う"・・ぅぅ・・・・・・』
全部が終わった後、気絶するように眠ったから気分はそれなりにスッキリしてる。
けど・・・・
こ、腰が・・・・
お尻が・・・・
体中が・・・・!
メキメキ・・・痛い・・・っ・・
『う"ぅぅ・・・・・・』
寝返りを打とうと唸っていると
バーン!と高らかに寝室のドアが開いた。
『おっはよーっ!みっきー ♪ 』
『爽やかな朝だぞ~!みー ♪ 』
ご機嫌な2人が飛び込んできた。
『・・・・・・・・・・・・・』
爽やか・・・・どこが?
つーか、
なんで そんなに元気なんだよ・・・
なんで俺だけ筋肉痛なんだ・・・!
『あれ?みっきー、動けないの?』
『なんだ、情けないぞ?みーぃ!』
ムカ。
『・・・・誰のせいだよ!』
『それはもちろん』
『俺たちでーす!』
ヘラッと笑って決めポーズをする2人。
ムカムカッ!
『もういい・・・お前らとはもう絶対シない!』
『まあまあ。そんなこと言わずに~ ♪ 』
『また記録更新にチャレンジしよう ♪ 』
『・・・するかっ!バカッ////!』
もう!ホントにマジでムカつく!
ふてくされて、痛みをこらえながら
2人に背を向ける。
『あれ?寝ちゃうの?みっきー。
おいしい朝ごはん出来てるよ~?』
『うるさい』
『なんだ。今日はみーのために
スペシャルパンケーキ焼いたのに』
『・・・・・・・・・・・!』
スペシャル・・・パンケーキ?
『フルーツてんこ盛りの~ ♪ 』
『生クリームたっぷりの~ ♪ 』
『・・・・・・・・・・っ!』
フルーツ・・・生クリーム・・・
たっぷり・・・
『『ふわっふわのパンケーキ~ ♪ 』』
『・・・・・・・・・・っ!!』
ふわっふわ!!
ふわっふわ!!
お、美味しそう・・・・!
急にお腹空いてきた・・・!
と思った途端、お腹の虫が ぎゅるるる~!と
空腹を猛烈にアピール。
あまりの大音量に 2人が「ぷはっ」と吹き出した。
『・・・・・・・・っ・・・///////』
恥ずかし・・・・っ////!
慌てて布団の中で丸まっても
ぐぎゅるるるるる~!
お腹の虫は止まらない。
『どうする?みっきー』
『食べるよなぁ?みー』
『・・・・・・う"・・・・た、食べる・・・/////』
悔しいけど・・・
ふわふわスペシャルパンケーキの魅力には
勝てない・・・・っ!
ともだちにシェアしよう!