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バレンタイン☆34
ド─────ン
目の前には2人が運んできてくれた
美味しそうなパンケーキ。
『・・・・・・おい』
『なぁ~に?』
『どうした?』
『どうした?じゃなくて・・・・』
『美味しそうでしょ?』
『美味そうだろ?』
『・・・・・・・・・・・』
うん。
確かに 美味しそう。
言ってたとおり、お皿には 見るからに
ふわっふわのパンケーキ。
それを囲むように たっぷりのフルーツと、
山盛りの生クリーム。
お店で出せるレベル。
なんだけど・・・・
ただ1つ、問題が・・・
それは、
ドド─────ン
と、美味しそうなパンケーキの上に・・・
なんとも不釣り合いなモノ・・・・
俺の等身大チ○コチョコ(リボン付き)!
──が、ふわふわパンケーキのうえに堂々と 鎮座していたのだ。
『・・・・なに・・・これ・・・』
『なにって、美味しそうでしょ?』
『これぞ、ふわふわパンケーキ!』
『『フル勃起チ○コチョコ添え~ ♪ 』』
「ジャーン!」と、両手を広げ、
カッコよく 決めポーズ・・・・
って!
『////っっ!アホかっっ/////!
なにしてくれてんだ、このヤロウ!!』
せっかくの美味しそうなパンケーキが・・・
俺の×××で すべて台無しになってるじゃんかっっ////!!
『だってぇ・・頑張って 作ったからぁ・・・』
『どうしても みーに食べて欲しくて・・・』
『た、食べないって///!昨日も俺っ!食べないって言っただろうがーっっ////!!』
ドドド──ン
チ○コ型チョコなんて・・・
しかも自分の・・・
フ、フル勃起///バージョンなんて!
無理 無理 無理・・・・///!
絶対 無理・・・・っ////!!
『えー。ダメぇ・・・?』
『・・・ダメなのか・・・・』
ショボン と肩を落とす2人。
『うっ・・・・・・!』
そんな捨てられた大型犬みたいに
潤んだ目で見られても・・・
ドド────ン
いや、無理・・・っ!!
絶っっ対、無理・・・・っっ!!!
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