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進級☆17
そして、晩ごはんの準備の時間。
玲音と咲哉が食材を両手に抱えてきた。
『・・・あれ?今日はここで作るの?』
『うん。そうだよ~?』
『たまにはいいだろ~』
『・・・・?・・・うん』
いつもなら下の大きなキッチンに行くのに
なんでだろ・・・?
ま、そうは言っても
ここも十分 広いんだけど。
『じゃあ、みっきー?』
『みー。服、脱いで?』
『・・・・・・・・・・・・は?』
『『だから~ 服、脱いで?』』
『・・・・・・・・・・・・は?』
服・・・・脱いで?
服・・・脱いでって・・・・服、脱ぐってコト?
『え・・・・・なんで・・っ?』
お風呂じゃないよね?
ご飯、作るんだよね?
・・・・・なんで服、脱ぐの?
『だって~。新婚さんといえば~』
『裸エプロンだろ?定番だろ~?』
『・・・・・・・・は?はだか・・・エプロン?』
え・・・・・、あれ?
ていうか、今・・・
「新婚さん」って言った?
新婚さん・・・・
新婚さん・・・・
新婚・・・・////
って!
さっきの・・・・俺の妄想じゃんっ///!
やっぱりバレてた・・・・!?
読まれてた・・・・ってコト/////!?
『あぁぁぁぁ・・・・・』
『俺たち新婚さん~ ♪ 』
『嫁の裸エプロン~ ♪ 』
ガックリ項垂れる俺の前で
2人が白のフリフリのエプロンを
ヒラヒラ、ヒラヒラ舞わせる。
『ほら、早く脱いで~?』
『下着もな!全部だぞ?』
『えっ・・・・!し・・・下もっ/////!?』
『当たり前でしょ?』
『裸エプロンだぞ?』
『・・・・・・・・・・っ!!』
鼻を膨らませ、迫り寄って来る2人。
ああ・・・
変態スイッチON!してるぅ・・・
これは、いつもの(嫌な)パターン・・・!
嫌な、つーのは
俺が裸エプロンをするまでは
2人は諦めない・・・
やらなきゃ終わらない・・ってコト・・
がっくり
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