483 / 700

進級☆22

ぎゅぎゅーっ! 『いったぁ!!』 『いてぇっ!!』 飛び上がって逃げていった太ももを 追いかけて、もう1度 ぎゅぎゅぎゅーっ! 『痛い痛いっ!みっきー、痛い!』 『あたたたっ!みー、痛いって!』 『離せっ!バカッ!!』 たまらず、2人が俺から離れた。 『いたぁい・・・』 『いてて・・・・・』 へたりこんで太ももを擦りながら 涙目で見上げる2人を見ると “やりすぎちゃったかな?”って 思わなくもない・・けど・・・ ここは心を鬼にして・・・! 『いーかげんにしろっ! 男なら約束は守れっっ!』 ビシッと言ってやる。 『『お、男なら・・・・・?』』 『そう!男ならっ!!だから、約束どおり 今からご飯 作るのっっ!!いい!?』 『『は、はーい・・っ!』』 『分かったら行くぞ?!』 2人がコクコク頷いたのを確認して くるりっと向きを変えて ズンズンとキッチンへ歩きだす。 『み、みっきー!男らしいっ///!』 『すごいな、みーっ!男前っ///!』 パチパチと手を叩く音。 振り返ると、2人が キラキラの笑顔で俺を見ていた。 『すごいよ、みっきー♡』 『カッコいいぞ、みー♡』 『お、おぅ!たまにはなっ////!』 気をよくして、また歩き出せば・・・・ 2人の声が追いかけてきた。 『『お尻 見えてるけど』』 『────っっ!! な、・・・・・あっっっ!!////////!』 わ、忘れてた・・・・・っ/////!! 俺、お尻 丸だしだったんだっけ・・・/////! 『みっきー、やらしい~ ♪ 』 『エロかわいいぞ、みー ♪ 』 『・・・・っ///・・・・・~~~っ//// み、見るじゃなぁぁーいっっ////!!!』 だ、大失態・・・・////っっ!!!! 恥ずかしーっっ//////っっ!!!

ともだちにシェアしよう!