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進級☆22
ぎゅぎゅーっ!
『いったぁ!!』
『いてぇっ!!』
飛び上がって逃げていった太ももを
追いかけて、もう1度
ぎゅぎゅぎゅーっ!
『痛い痛いっ!みっきー、痛い!』
『あたたたっ!みー、痛いって!』
『離せっ!バカッ!!』
たまらず、2人が俺から離れた。
『いたぁい・・・』
『いてて・・・・・』
へたりこんで太ももを擦りながら 涙目で見上げる2人を見ると
“やりすぎちゃったかな?”って
思わなくもない・・けど・・・
ここは心を鬼にして・・・!
『いーかげんにしろっ!
男なら約束は守れっっ!』
ビシッと言ってやる。
『『お、男なら・・・・・?』』
『そう!男ならっ!!だから、約束どおり
今からご飯 作るのっっ!!いい!?』
『『は、はーい・・っ!』』
『分かったら行くぞ?!』
2人がコクコク頷いたのを確認して
くるりっと向きを変えて ズンズンとキッチンへ歩きだす。
『み、みっきー!男らしいっ///!』
『すごいな、みーっ!男前っ///!』
パチパチと手を叩く音。
振り返ると、2人が キラキラの笑顔で俺を見ていた。
『すごいよ、みっきー♡』
『カッコいいぞ、みー♡』
『お、おぅ!たまにはなっ////!』
気をよくして、また歩き出せば・・・・
2人の声が追いかけてきた。
『『お尻 見えてるけど』』
『────っっ!!
な、・・・・・あっっっ!!////////!』
わ、忘れてた・・・・・っ/////!!
俺、お尻 丸だしだったんだっけ・・・/////!
『みっきー、やらしい~ ♪ 』
『エロかわいいぞ、みー ♪ 』
『・・・・っ///・・・・・~~~っ////
み、見るじゃなぁぁーいっっ////!!!』
だ、大失態・・・・////っっ!!!!
恥ずかしーっっ//////っっ!!!
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