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進級☆23
気を取り直して、晩ごはんの準備。
シチューの鶏肉と野菜を俺が炒めてる間に
玲音がホワイトソースを作って、
からあげは油がはねて危ないから・・・と、
咲哉が揚げてくれた。
からあげに添えるレタスとミニトマトを洗って盛り付ければ、美味しそうな晩ごはんの完成。
2人の行きつけだというパン屋さんのバケットも皿に乗せて、テーブルに運ぶ。
『わぁ、美味しそう!』
『うまく出来たね~』
『よし!食べようか』
『うんっ!』
──と、イスに座ろうとして お尻に触れたイスの冷たさに 自分がまだ裸にエプロンだった事を思い出した。
『どしたの?みっきー』
『食べるぞ?みー』
2人が 中腰で固まった俺を不思議そうに見る。
『い、いや・・・・///あの・・・・/////
その・・・もう服、着てもいい・・・・?』
『え?ダメに決まってるでしょ?』
『そうだぞ?まだダメだぞ?みー』
『え・・・・っ・・///で、でも・・・////』
『ダメダメッ!まだ終わってないから!』
『そうだ!終わる約束もしてないだろ?』
『そ、そうだけど・・・・えと、ちなみに・・・・
お前らの言う終わりって・・・いつ?』
『もちろん、ベッドに入るまで!』
『そしてエッチが終わるまでだ!』
『・・・・・・・・・・・は、はぁ///!?』
ってコトは・・・・
俺、お尻丸だしなまま ご飯 食べんの・・・?
いやいやいや!
ない!ないない!
『あ。お尻、冷たい?』
『抱っこしてやろうか?』
『へ・・?い、いや!い、いいっ///!』
『じゃあ食べよ?』
『冷めちゃうぞ?』
『いや・・あの・・・せめてパンツくらい・・・』
『だめ』
『却下』
『ええ!?なんで!いーじゃん!』
『みっきー?男なら うだうだ言わないで
早く座って?』
『そうだぞ、みー!
男なら座って食べなさい!ほら、早く!』
『・・・・・っ・・・!!』
こ、このヤロウ・・・////!
“男なら”って・・・
さっきの仕返しかっっ!!
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