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みっきーの誕生日☆18
『──で?
チンコとジュニアが どうしたって?』
カウンターに座ると コーヒーを出しながら
隆太郎さんが聞いてくる。
『え・・・・・、あ・・・・・////』
『なになに?
おじさん、気になっちゃうなぁ ♪ 』
『・・・・え・・・・・えーと・・・・////』
『うんうん!』
身を乗り出し
ワクワクを隠そうともしてない。
多分 俺が困ってるのは分かってるハズ。
なのに
聞かなかった事にはしてくれないらしい。
(お、大人のクセに・・・!)
いや、そんな事よりも・・・
『あ~、やっぱり美味しい~ ♪ 』
『ここのコーヒーは絶品だな ♪ 』
『・・・・・・・・・・・』
美味しそうにコーヒーを堪能する
玲音と咲哉。
コイツらに至っては
俺が困ってるって 絶対 分かってるクセに
助ける気は これっぽっちもないらしい。
(こ、恋人///のクセに・・・!)
『で?チンコとジュニアが?
どうしたんだ?ん?』
『っ・・・、う・・っ・・・・/////』
うわーん!
全然 諦めてくんないーっっ!
完全に遊ばれて 困り果てた俺は、
隣の玲音の足を思いっきり蹴飛ばした。
どうだっ!このヤロウ!
『ん?なに?みっきー?』
『どうかしたのか?みー』
『・・・・・・・!?』
あ、あれ?
キいてない???
思いっきり蹴ったのに・・・!?
『みっきー、どうしたの?』
『どうしたんだよ、みー?』
『う・・・・っ・・・』
ぐぬぬ・・・!
分かってるクセに
キョトン顔しやがって・・・!
ムカつくっっ!!
『あのなぁ・・・!
“どーした?”・・・じゃなくてっ!
分かってんだろーがぁぁぁっ!
空気よんで助けろよっ///!
この大バカ野郎ぉぉぉっ!!』
もう、ガマンの限界っ!!
と ばかりに大きな声で叫ぶと・・・
3人が真顔で俺を見つめる。
そして、かなりの間が空いてから
『『『ぷーっ』』』
3人同時に 盛大に吹き出した。
『あー、困ってる みっきー 可愛かった~』
『そうだな!みー すごく可愛かったぞ! 』
『おじさん 可愛すぎて萌えちゃったよ!』
『・・・・・・・は?』
な、なんなの・・・
コイツら・・・と、この おじさん・・・!
つーか、やっぱり・・
ワザと俺を困らせて からかってたんだ・・・!
もーっ!
もーっ!
もーっっ!!
ゆーるーさーんーっ!!(怒)
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