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みっきーの誕生日☆34

『・・・・・うーん・・』 俺に出来る事・・・・ 俺が やりたい事・・・ 料理にしても お菓子作りにしても 今、2人に教えてもらうのは すごく楽しいんだ・・・ けど 仕事となるとなぁ・・・ 足を引っ張る予感しかしない・・・ 『うーん・・・・』 『どうかされました?光希さん』 『うん・・・俺は どうしたらいいのか・・・』 『何をですか?』 『玲音と咲哉の店を手伝いたいけど 俺は何をすればいいんだろう・・・・』 『ほぉ、具体的に言いますと?』 『・・・俺、料理もお菓子も得意じゃないし 手伝っても 2人の足手まといにしかならないんじゃないかって・・・』 『ほほぉ、なるほど。 それを悩んでおられるのですね?』 『はい・・・、───── ん?』 あれ? 俺 誰と喋って・・・・・ と、横を向くと そこには 腕組みをして考え込んでいる 森山さんが・・・いた。 『・・・・・ほえぇっ!?も、森山さ・・っ』 いつの間に・・・っ!! っていうか・・、 俺の悩み、聞かれちゃったぁぁっ!! 『あ、あ、あ・・・あのっ・・あのっ・・・///』 『ふーむ。何をすればいいか、ですか・・・』 『や、やややっ/// あの、すみません!いいですっ///! 考えなくて大丈夫ですからっ///!!』 慌てて止めたけど 森山さんは目を閉じて じっと考え込んでくれてて・・・ なんだか申し訳なくなって 森山さんの答えを待つ事にした。 そして、数分後。 森山さんの出した答えは・・・ 『あの、色々 考えてみましたけれど 光希さんが 無理して料理やお菓子作りを しなくてもいいのでは・・・?』 なんか・・ 予想してたのと違った。 『・・・・・・・え?しなくて・・・いい?』 『はい。料理やお菓子は 玲音さんと咲哉さんに任せて、光希さんは光希さんにしか出来ない事をされれば いいのではないでしょうか』 『・・・・・・俺にしか出来ない事・・・・』 そ、そうか・・・! 俺にしか出来ない事・・・ つまり、 俺が出来る事をすればいいのか・・・ なるほど・・・! 『・・・・・・・・・・・・』 ん? や・・・・・、いやいや? それって、 さっき悩んでた事と変わってなくない? 料理とお菓子作り以外で 俺が出来る事・・・・ 俺にしか出来ない事・・・ 俺が出来る事・・・ 俺にしか出来ない事・・・・ ・・・って、一体 なに!? 振り出しに戻っちゃったぁぁーっ!! わーん!

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