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なんか変。

『じゃあ、いっきまーす♪』 あれやこれや ぐるぐると考えているうちに、玲音の指先が、ゆっくり円を描くように動き出す。 その動きは まさに 「拡げる」っていう動きで・・・ 『───っっっ///////!』 「解す」「拡げる」の意味を なんとなく分かってはいたものの、やっと・・・やっと きちんと理解した俺。 これから自分が どうなるのか・・・も、はっきり理解したワケなワケで・・・・・。 はわわわっ///! ヤ、ヤバい!!! これは非常に、とんでもなく、 ヤバいのではないでしょーかっ! 『わあぁぁぁっ///!待て!待ってっ!』 足を掴む手を 剥がそうとするも、あっさり 咲哉に阻止され・・・ 『いくよ~?』 入り口付近を くるくる なぞっていた指が ぐぐっと中に挿ってきた。 『んぎ・・っ!うわわ・・・・っ///!』 ものすごい違和感と圧迫感に体が ガチガチに固くなる。 『んー、狭い・・・・・・』 『みー、力 抜いて。』 『や、む・・・無理・・・無理・・・/////』 力 抜けって言われても・・・・。 分からない。 出来ない。 『みっきー。ゆっくり・・・息、吐いて?』 『うぅ・・・・・・っ・・・・』 む、無理だって・・・・|||||| でも、でも、でも・・・・ く、苦しい・・・・っ 自分でも、この状況は厳しい。 『ゆっくり・・・ゆっくり・・・』 『・・・・・っ・・、う・・・・・』 少しでも楽になりたくて、 言われたとおりに 息を吐く。 『・・・ふっ・・・は・・・、は・・・ぁ・・・』 『そうそう、上手・・・・』 掴んでいた足から手を離した咲哉が、移動してきて、俺の頭を撫でる。 なんでか、それでホッとして・・・・また、ほんのちょっと 力が抜けた。 そのタイミングを逃さず、一気に指が奥まで 挿ってくる。 『う!・・・んっ・・・あああ・・・・っ////!』 『ん、挿った♪』 『頑張ったな、みー♪』 『あ・・・・っ///・・・あぁ・・・////や・・・/////』 なに・・・これ。 なにこれ。 なんか、なんか・・・・変な感じ。 苦しい。 苦しいのに・・・・ それだけじゃなくて。 なにこれ。 俺・・・変・・・・ 変だ・・・・・・・・・///

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