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みっきーの誕生日☆46
逆上せるくらい温まって、お風呂から出た俺たちは森山さんの待つダイニングへ。
中に入ると、お皿をテーブルに並べている
森山さんがにっこり笑いかけてきた。
『──おかえりなさい。お風呂どうでした?』
『うん。気持ちよかったよ♪』
『気持ちよかったな、みー♪』
『・・・う、っ・・・う・・ん・・・///』
さっきの醜態を思い出すと 顔が かあぁっと熱くなって森山さんの顔が見られなくて・・・
思わず目を反らしてしまった。
『───み、光希さん?
気持ちよくなかったですか・・・?』
そんな俺の態度に 森山さんは ものすごーく
悲しそうな顔をして見るからに落ち込んでいく。
『────えええ!?あああ!!
そ、そんな事ないですよ?!
薔薇のお風呂なんて初めてで・・・!
すっごく気持ちよかったです!すっごく!
ありがとう!森山さん!!』
慌ててフォローするも森山さんは
納得いかない様子。
『ホントですか?
なんだか顔色がすぐれないようですが・・・』
おでこに手を伸ばされて、咄嗟に避けてしまった俺。
他意はなくただ恥ずかしかっただけなんだけど・・・勘違いした森山さんは ますます落ち込んでいく。
『もしかして・・・私なにかしましたか・・・?』
『わああっ///!ちがうっ!ちがうんです~!』
『あはは。違う違う♪みっきーはね?』
『裸を見られたから照れてるだけだ♪』
『ほわああ!?ゆ、言うなよっ・・・///!!』
もーっ!もーっ///!!
なんで、言うかなぁ///!
『はて・・・裸ですか?』
『森山、なんか見た?』
『みーの裸、見たか?』
『え?ちょ・・・!き、聞くなよっ・・・////!』
なにしてんだ!コイツらっ///!!
なんで、聞いちゃうかなぁ///!!
もーっ!もーっ///!
は、恥ずかしい・・・っ///!!
『───さあ?なんの事でしょう?
私はなにも見ていませんよ?』
『・・・・・・ほぇ?』
『『だよね(な)~?見てないよね(な)~?』』
『はい。見てません!』
『・・・・・・・ふぉぉ?』
見てない?
見てないの?
・・・・・・い、いやいや!
そんなことはないっ////!
ってコトは・・・
玲音と咲哉に記憶を消された!?
───な、ワケないよな・・・
ってコトは・・・
プロ!
プロのお仕事!!!
さ、さすが・・・!!
『さあ、お腹空いたでしょう?
早く席にお座りください』
『は、はい・・・っ////』
『大丈夫だったでしょ~?』
『あの人、プロだからな!』
『う、うん・・・』
・・・・・・って
見られた事には変わりないけど・・・///
見てない事にしてくれた森山さんのため
見られなかった事にしよう・・・
そうしよう
そうするんだ、俺・・・!!
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