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最悪な目覚め。
*****
『ん・・・・・・・・・』
んー。
あ・・・・布団サラサラ・・・・
気持ちい・・・・・
ん?
サラサラ?
目を開けると、見慣れない部屋で
ひとり寝ていた。
『え?あれ?』
どこ、ここ !?
さっきまでいた部屋と違う・・・!
ん?
さっきまで・・・・・?
さっきまで・・・・・
さっき・・・・・まで
『・・・・・・・・・っっ!!!』
俺・・・・・俺・・・・・・、さっきまで
玲音と・・・咲哉と・・・・・・//////
『──── ///っ!!』
う・・・・・・・
うわ ──────っっ/////!!!
思い出して、ボンッと顔が熱くなった。
じっとしていられなくて、寝返りをうとうとした、その時・・・・・、
『うぎゃ ───────っっ!!!』
体に、今まで経験した事のないような激痛が・・・・・・!
『うっ・・・・っ・・・・うぅ・・・・・っ・・・||| 』
なんだ、これ・・・・
喉が痛い・・・
腰が痛い・・・
お尻が熱い・・・
足が筋肉痛・・・
余りの痛みに悶絶していると、ドアが開いて
玲音が顔を覗かせた。
『あ。みっきー、起きた?』
『うぅ・・・・・|||』
『ありゃー。大丈夫?』
『うぅ・・・・・|||』
ちょっとでも動くと、激痛がはしる。
大きな声も出せない。
なので、玲音に文句を言う事も出来ない。
『あは。大丈夫・・・?』
『・・・・・・・・・・うぅ・・・』
大丈夫じゃないっっ!!
最悪な目覚めだ・・・・・・・っ!!
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