甘い香りの中に情事のむわりとした匂いが混ざり合う。 「んにぁぁｯ！！」 「かわいい。指だけでこんなに反応して…。淫乱猫だね。」 ぐちゅぐちゅと粘液の音がする。 きもちいい。 もっとおっきいのがほしい。 「そんなに欲しいんだ。あー、ヤバイ。匂いだけでイケるわ、これ。」 秀の言葉が頭に入ってこない。 言葉なんていらない。 はやくふといの、ほしい。ほしい！ 「淫乱だね。本当に....憎いくらい。」 そう言うと秀は後ろから覆いかぶさる。 「ほら、入れるよ。」 秀のものがずずっと勢い良く入っていく。 「あぁぁぁ！！ん、おっきぃ…ひゃぁ！」 入った瞬間から律動が開始され、声をあげる。 「はぁ……こいつは、俺のだ！絶対に、渡さない！」 「ん、ぁぁ！……きもちぃぃｯ！」 「鈴は…おれの、俺の番になるよな！！」 なにをいってるの？ 「ﾁｯ、少しとんでるか。」 急に秀の動きが止まる。 「あぅ、なんで…ゃぁ……ぃきたい、」 「じゃあ、俺の番になるよな？」 なればいかせてくれる？ 「もちろん。」 なる！なるから、はやく、つよく、うごいてぇ！！ 「お前から言ったこと、忘れるなよ。」 秀が再び動き出す。 鈴の限界はすぐそこまで来ていた。 「ぁ、イク、いくぅぅｯ！！」 白濁が勢い良く出される。 それと同時に項に鋭い痛みが走った。 ＿＿＿＿これで、おれのものだ。