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「っふ…ん…んぁぁ…」 アルがぐりぐりと奥にモノを擦り付けてくる。俺はアルとシて初めて銀は相当気を使って抱いてくれてたんだと知った。しかもまたアルが衝撃的な発言をする。 「…ん〜…杉田さんえっちだし…なんか奥挿れれそうな感じする…」 「!!」 そういうとアルは俺の腰を引き寄せるように力を入れてきた。ただでさえ奥まで届いていたものがさらに奥へ進もうと肉を掻き分けようとする。 奥…!?奥に挿れるってなに!? 状況はわからないけれどやばそうなことだけはわかった。現にアルのものは今まで感じたこともないぐらいまで奥に届いていた。最奥をこつんこつんと小突かれてその度体がビクビク震える。 「届いた…ね、杉田さん今から奥挿れてあげるね、きっと気持ちいいと思う…」 「ッ!!ッ!!」 「…うれしい?奥に出してあげるから杉田さん頑張って締めてね」 「ッ〜〜〜〜!!」 目に涙を浮かべて首を振っても、アルはわかってるのかわかってないのか嬉しそうにそういっただけだった。 「…っん…んんー…」 「ッ!!ッア!!」 そしてアルはアルの言う『奥』に挿れようとそれを最奥にぎゅうーっと押し付けて来た。体の中のほうがめりめりとこじ開けられるような感覚がする。自分の体の自分ですら知らないどこかをこじ開けられる感覚に一瞬体が硬くなった。 …怖い… せめてアルの顔が見えるようにしたくて身をよじるけどがっしり腰が掴まれてるせいで仰向けにはなれない。 再びアルの手首に触れると相変わらず獣みたいな顔をしたアルと目があった。 「っあ…るぅ…」 「………」 なんとか声を絞り出す。アルに気づいて欲しくて目線で一生懸命訴えた。 「………」 「………」 一瞬沈黙が流れる。 「………」 「ッ!!」 するとアルは俺が伸ばした手を握り返してくれた。それだけで嬉しくて弱い力で俺も握り返す。でも当の本人のアルはなぜか首を傾げてよくわからないような表情をしていた。

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