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自由奔放

アルが腰を引いたと思ったら急に奥に衝撃が来て、それが更に奥に来たのがわかった。途中で何かがグリッてなった感じがしてアルの言ってた奥に入ったんだってわかった。 「ッン!!っあぁ!!」 ビクンッと体が大きく跳ねて腰から快感がぞわぞわ這い上がってくるような感じだった。目の前がチカチカして一瞬息ができなくなる。出てないのに達したせいでずっと長くイッてるような感じだった。でもその間もアルは腰の動きを止めない。 ……うそ…!! 「ッあぁあっ!!」 「ッ!!」 目の前が白黒して背中が反る。最後にアルがぎゅうっと腰を押し付けてきて中の奥の方がじわっと温かくなった。 「ッはぁ…はぁ…」 「はぁ…」 少しして中から圧迫感が消えていく。アルが抜いてくれたのがわかった。奥に出されたからか精液が流れ出ていく感覚はなかった。 ……体が重い… だるさに抗いながら目線を下に下げると満足させてもらえなかった俺のものが切なそうに鈴口を震わせているのが見えた。 …出したい… 「………」 「…あ、る…」 「………」 「……?アル…?」 そう思ってアルに呼びかけるけど返事がない。仕方ないからだるい体に鞭を打って寝返りをうつ。そして俺は衝撃を受けた。 ……え…うそ… 「…あ、アル…?」 「…Zzz」 「ね、寝てるの…?」 あまりのことに体が固まってしばらく動けなかった。アルは全裸のまま俺の手を握って眠ってしまっていた。 「………」 「…Zzz」 まだ熱を持て余してるそこと、だるくて重たい体、中に残った違和感に耐えながらアルを軽く揺すってみる。でも起きる気配は微塵もなかった。顔がひくひくとひきつる。 ……ま、まじか… よだれまで垂らして気持ち良さそうに眠る元恋人を見てひどく先行きが思いやられた。

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