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我慢できない

「…っん…んむ…んぁむ…」 「……っう…う、ううぅ…」 アルにキスしようとして…拒まれてショックで…でもアルがいいよって言ってキスしてきて… 順を追って今までのことを思い返していた。 だ、だめだ…なんかぐるぐるしてきた… うっすら瞼を開くとアルはじっとこっちを見ながらキスを続けていた。あむあむと俺の唇を甘噛みしたり舐めたりしている。ちょっとだけくすぐったい。 な、なんかアルのキス…い、犬とかに舐められてるみたい… それは俺が思っていた恋人のキスとは当たらずとも遠からずといった感じだった。 ……… ちょっと考えてから固く閉じていた唇を開いてみた。ぺろぺろと俺の唇を舐めるアルの舌を自分から吸って、舌先を舐めてみた。 昔気まぐれに銀相手にこれをやって死ぬほどだき潰されたことがあったっけ… アルは一瞬きょとんっとした顔をしたけどそっと舌を絡めると真似するように返してきた。 自分から誘って、キスをねだって、舌を絡めて…なんてしてることの大胆さを思い出すと顔から火が出そうだったけれど、こんな風にさせてもらえることは今後そうないのかもしれないと思うとアルの…銀の記憶のためにもいろいろ試してみたかった。 そのうち慣れてきたのかアルは舌を絡めてきて息ができなくなった。じゅっと唾液が交換される音が響いて恥ずかしい。 「ッン…んうぅ…っはぁ…」 「…っは…」 アルの大きい手に顔を支えられて、苦しくても逃げられなくされて、うっすらと涙の溜まった目を開けるとこっちをギラギラした目で見ていたアルと目があった。 「……杉田さん…!」 「っはぁ…わっ…!!」 その瞬間アルにベッドに押し倒されてしまった。アルはっはぁ…と肩で息をしながらもははっと笑って俺を見下ろしてた。 「…なんか、我慢できなくなってきた…」 「え…あ…」 そしてそのまま顔を寄せてきたアルに再度深くキスされた。

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