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あ
「うっ、ッア…ぁあん…!!あ、るぅ…!」
「すご…杉田さんもうかちかちだね?ぬるぬるもすっごい…」
「っは、なせぇ…」
アルが俺のものを握って親指で敏感な先端部分を撫でる。撫でられるごとに背骨をぞわぞわした感覚が駆け抜けていった。体を捻ったりして快感を散らそうとしてみたりアルの手から逃れようとしてみるけれど背筋を這う快感のせいでたいした抵抗にはならなかった。
「……杉田さんうねうねして誘ってる…?」
「っち、っちがうっ!!」
「……挿れたくなった…」
「っだ、だめっ…!!」
しかも逆効果だったみたいだ。アルは俺のソレをいじっていた手をお尻の方へ持っていく。アルの指がそこに触れて中を押し広げられるような感覚がした。しかも後ろがそうして欲しかったようにアルの指にきゅうっとしがみつくのが恥ずかしかった。
「ッヒ!!アル!それヤダぁ!」
「…?なんで?杉田さん好きじゃんこれ…」
「ちがっ、水が…」
腰だけ浴槽の方に落とすような形でお風呂のヘリに押し倒されていたからそこを広げられると中にお湯が入ってきて変な感じだった。アルの指で中をこねられながら、暖かいお湯がお腹の内側から染み込むような変な感覚がする。前も我慢させられたままだし、ナカも外もあついしでなんだか頭がぼんやりしてきた。
「中今日あったかいね?もういいかな…」
「んぁ…」
アルの指がずるんっと抜けていって、同時にお湯も抜けて粘膜が空気に触れたせいでスースーした。それがなんだか物足りなくて自由になっていた手で思わずお腹をさすってしまう。アルは自分のものを取り出すとそれをほぐれてヒクヒクしてた入り口に押し付けた。
んぁ…入っちゃう…
ダメなのにって罪悪感と、でもナカが寂しくて強く止められないのと、これからされることへの期待感が入り混じってきゅうっと目をつむった。次に来るだろう快感に備えて無意識のうちに構えてしまっていた。なのに…
「あ」
あるが突然何かに気づいたような声を出した。
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