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熱2※

「脚を開けるか?」 アマテラスの熱い執拗な愛撫にとろけきった幸は、まだ下を触られてはいなかった。 そこは完全なる幸の意思でもって触れようというのがアマテラスの考えだった。 脚さえ開けば完全なる同意だということだ。 「無理しなくていい。言っただろう?お前は俺の愛し子、俺の欲望だけで触れたくはない。お前に嫌われたくはない…」 「や…はず、かしいれす…見ないれっ。今、いやらしい液で…ぼくはっ、ぼくはぁ…っ」 「泣かなくていい。そんなの構うものか。俺がこの手でそんなふうにさせたのだ。お前は悪くない。その美しい姿を見せてくれ。お前をもっと愛したい」 「うぅ…れ、れも、いっぱい…見るのは、らめ、れすからね? おかしくなるから…いっぱい、触っちゃ、ら、らめれすからね?」 「ああ、可愛い紫の願いだ。善処しよう」 その言葉に意を決したのか、そろそろと細い脚を広げて、アマテラスに肉感的な身体を曝け出して行く。 「紫、もっと脚を広げられるか?」 「こ、こう…れすか?」 「ああ、いい子だ紫。直ぐに楽にしてやろう」 幸の昂りは、本人の言った通り愛液にまみれて魅惑的な香りを放っていた。 幸の蜜はとろとろと零れ落ち、双丘の狭間もしっとりと濡らしている。 「張り詰めて苦しそうだ。一度出してしまうがいい」 「あぁ…っ!!ひぅ…っぐ!や、やぁ…っ!」 顔を近づけると、幸のそれを咥えこんだ。 甘美な幸の嬌声を聴きながら、裏筋を舐め上げ敏感な先端を舌でぐりぐりと刺激する。 強弱を付けて搾り取るように頭を上下させれば、幸は呆気なく吐精してしまった。 口の中のものを嚥下し、ゆっくりと口を離した。 「もう少し忍耐力が必要なようだな?気持ち良いことには弱いか」 「あ、あぅ…ふ、へぁ」 「紫、痛かったら言うのだぞ?まだ身体を拓いてから日が浅い、ゆっくりしてやる」 幸に膝裏を持つように促し、アマテラスはどこからともなく香油を取り出した。 指先に絡め、曝け出された秘部にゆっくりと垂らす。 「ひゃ…あ!」 「冷たくて驚かせたか。次は温めて使ってやろうな」 秘部に塗り込める指の香油はしっかりと人肌になってから使うことにした。 襞のひとつひとつに塗り込むように指の腹で蕾をくるくると撫でる。 ひくひくと収縮してまるで指に吸い付くようだった。 「あ、やぁ、ん…っ!」 「息を吐いてちゃんと力を抜けよ?ほら、指が入った…」 「んん…っ、あんっ!ひゃ…っ!」 「お前の中はとてつもなく熱いな。狭いのにとろけきっている」 「動かしちゃ…んぅっ!ぁあっ!らめ、れす…ぅっ、ああっ…ん!」 にちゅにちゅと音を鳴らしながら抽挿が始まった。 浅い入口付近から拡げるように解しながら奥へ進んで行く。 一本が二本へ二本が三本へと時間をかけて指を増やして行った。 「は…っン、ああっん!それ、いや…ぁっ」 「ここが悦いのか?声だけでなく、中からも分かったぞ?撫でられると堪らないな?」 「ひぃ、っん!ぁあっ、ん…ぁっ!ら、め…っ、ひかるさまぁあっ!」 「中を弄られて気を遣ったか…筋がいいな」 自分の名前を呼びながら果てたことに気を良くしたアマテラスは、また白濁を掬い取り綺麗に舐めとる。 果てた直後の幸はどこを触っても敏感でとても愛らしかった。 「さて、ようやくだ。たっぷり愛でてやる。幸…ああ、紫。直ぐに楽にしてやるからな?好きなように啼くといい」 「ぁ…、ぁあ…っ、ひかる、さまぁ…熱いっ、深いぃっ」 「ゆっくり息をしろ。そう、ゆっくり…」 「いっぱい、触っちゃ…らめなのにぃっ、ああっん!ひゃ…っんあ!」 「紫があまりに可愛らしくてな。俺の精を受け入れれば疼きは鎮まる。だから、それまで大人しく俺に愛されればいい。 あの時のように俺に身を委ねろ」 そう言われ、熱く穿たれたあの夜を回顧する。 人とのふれあいで得られる温かみと充足感を知らなかった幸には、強烈な記憶だった。 素直に認められないが、嫌になるほど愛情を注がれた記憶が幸にとって嫌悪感を抱くものであるはずもなく。 幸は何も深く考えられず、盲従したようにアマテラスの首に腕を回したのだった。

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