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第6話
導かれるまま彼の自宅へと上がった。
座っていると水を差し出され喉を潤す。
その時手に、彼の暖かな手が被さってきた。
「っ...」
「部屋に付いて来たって事は見込みあり?」
真っ直ぐな言葉に一気に頬が紅潮する。
手の甲を彼の手がするりと撫でて、指の間に細く長い指を滑り込ませてきた。
吐夢様
Twitter @tomuwasa18
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