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I fall into you-7
部屋の明かりを消したベッドの上。
規則正しい、間をあけたリズムが刻まれる。
「は……っぁぅ……ぅ……ぅ……っ」
「ん……黒埼君……」
まだ体温の残る服でベッド下を散らかしたシンジと六華は深く下肢を繋げていた。
「ほんっと……」
「え……っ?」
「しんちゃん……バック好きだよな……っ」
「……そうかな」
はぐらかしたが六華の言う通りシンジはその体位が好きだった。
「は……ぅ……っんんんん……!」
自分の律動に合わせて揺らめく褐色の体。
しっかりした骨組みに適度な肉付きの、どこからどう見ても男の背中。
頻りに捩れる艶やかな牡丹。
普段は閉ざされている後孔が我が身を深々と受け入れているのが視覚でもわかる。
「くふ……っぅ」
あの威勢のいい六華がシーツをぎゅっと握り締めて途切れがちな声を喉奥から洩らしている。
堪らない。
自分に突き動かされている六華を視界でも存分に堪能したシンジは上体を倒した。
しっとりした牡丹の花弁をゆっくり舐め上げる。
もっと奥深くを突く。
「ああ……っく……」
ああ、締まった。
すごくきもちがいい。
「きもちいいよ……黒埼君」
「う……っんぅ……しんちゃ、っ」
「……すごくいい」
脇腹から下肢の中心へ利き手を滑り込ませて硬くなっていた六華のペニスを掌に抱く。
溢れていたカウパーを五指に絡ませて、じっくり、しごく。
「っっっ…………!!」
シンジに覆いかぶさられた六華は派手に痙攣した。
「そっんな奥……っうぁ……は……!」
「奥、だめ?」
膨れ上がった先端で肉の膜をなぞりながらペニスを擦り上げる。
「これ……っ、い……いく……っ」
「ん……俺も……」
「ぁぁっくは、ぁ……っあーーーーー……っっ!!」
感極まる六華につられてシンジも一思いに達した。
牡丹の蜜を吸うように鮮やかな背中に唇痕を付け足した。
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