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密に縺れ合う二人の。
「ぁっ、っ、っ、ぁっ、んっ、んっ」
依然としてソファに仰向けになったままのまひる。
セーターは身につけておらず、制服シャツは肌蹴け、ズボンと下着は床の上に脱ぎ捨てられていた。
上体を起こした浅海。
不慣れに両足を開かせた男子高校生の熱源と、自身のものを片方の掌で纏め上げ、過激な摩擦に勤しんでいた。
擦れ合う未体験感覚にまひるの声は止まらない。
自分よりも雄めいた隆起と共に指の輪で何度も擦られて、先走りに濡れ合って、勝手に腰が揺れてしまう。
その上、先程まで捏ね繰られていた乳首が痛いくらい張り詰めて。
ボタンを全開にされたシャツの狭間で、色味が増し、硬く育ち、ジンジンして仕方がなかった。
「ん……まひる君の、おいしそうに膨れてる……」
「っ……ゃぁ、ぁっ……あさみさっ……ぁ、ぁ、ぁ……っ」
かろうじてネクタイを外した浅海は上体を倒し、視界に際立っていた乳首を嬉々として啄んだ。
尖らせた舌先でコリコリした突起を満遍なく撫で、重ね合わせたペニスをしごき立てる。
病みつき必須な危うい刺激をひたすら追い求める。
「あ、あ、っ……また、でちゃ……」
「うん、いいよ、だして……? 俺も一緒にいくから……」
「浅海さんも……いっしょに……っ……っ……」
「今、もっと感じた? 俺と一緒にいけるのが嬉しいの……?」
まひるはコクコク頷いた。
自分より男らしい掌に囚われた熱源をビクビク痙攣させた。
「ん……ッまひる君……」
自分の名を呼んで達した浅海に、ビクリと、心臓まで昂ぶらせた……。
「あ」
もうすぐ日付が変わる頃、浅海が呼んでくれたタクシーに乗っていたまひるは、スマホに入っていた彼からの着信にやっと気がついた。
あの時、浅海さん、オレに電話してくれてたんだ。
瑞々しい肌身に仄かに残されていた余韻がぶわりと息を吹き返して、まひるは、バックシートで密かに頬を染めた。
さっき会ったばかりなのに、もう会いたいです、浅海さん……。
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